ケンペ、ベルリンフィルとの「ドン・キホーテ」
久しぶりによく晴れた。いよいよ大型連休に突入、と言いたいところだが休めるのは昨日と5月2,3日。
昨日は市内の美術館に叔父の個展を見に行く。絵の題材の大部分は厳寒の北海道の自然。
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個展初日だということでセレモニーがあり、県美術協会の会長さんやら表象美術協会の役員さんやら大勢の人が来ていた。皆ピシっとスーツで決めていた中で、そんな場があるとは知らず普段着にスニーカーの自分は妙に浮いている。
夜には東京に出ていた上の娘が一時帰省。
今日は、ルドルフ・ケンペ指揮によるR.シュトラウスの交響詩「ドン・キホーテ」。
ドレスデンとの全集以前のベルリンフィルとの録音。チェロは名手トルトウリエというもの。
トルトウリエは作曲者のシュトラウスの指揮で「ドン・キホーテ」の演奏経験があり、録音はビーチャムの指揮による録音に次いで2度目。
ケンペの再録音でもソリストはトルトウリエだった。
このベルリンフィルとの録音は、この曲のステレオ初録音としても有名なもの。
強固なベルリンフィルのアンサンブルと、ケンペのシャープで強靭な指揮。トルトウリエのチェロも雄弁。後のドレスデン・シュターカペレとの録音よりも好きな演奏だ。
ステレオ初期とはいえ録音は良い。チューバやユーフォニウムの響きも実に生々しい。
沼響のHPの聴き比べコラム「チャイコフスキーの5番を聴く」の3回目をアップしました。今回は作曲から初演までの経過と、ブラームスの評価。
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youtubeはカラヤンの「ドン・キホーテ」でチェロはロストロポーヴィッチ
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