メシアン「峡谷から星たちへ」
雨のち晴れ。
土日の合宿に引き続き昨日は毎月恒例ボエームの会。 仕事を早めに片づけ、沼津駅へと急ぐ。この会の日はなぜかいつも雨。
今回の割烹「はちまき」のメニューは、春を迎え初ガツオの刺身に牛のタタキ。
さわらの西京漬けにタケノコ、カサゴの丸揚げエトセトラ。 食前酒には芝川町の富士錦酒造の「活性もろみ酒」。 仄かな酸味にピリッとした刺激、安物の濁り酒とは一味もふた味も違った美酒に自然と食は進み、お酒は数々の受賞歴を持つ、黒麹仕立ての熊本の芋焼酎「白金の露 黒」にいつしか変わる。
話題は、桜の話題から世相に音楽から歴史までに及ぶ広いもの。 続いて、割烹「はちまき」名物、激辛カレー焼きそばにテールスープ素麺。B級グルメ風でありながらこれが実に美味。
今日ははちょいと食べすぎか。
ほろ酔い気分でお店を後にし、二次会はいつものプライベートバーへ。玄関先に出迎えた和美ちゃんの鮮やかなグリーンのスーツ姿に、酔いにトロンとした皆のオメメもぱっちり状態。 ここでは4月に、東京に栄転となりお別れとなったメンバーの一人も電話で加わり、さらにヒートアップ。
されど度を過ぎず、節度を保って日付が変わる前にお開きとなるのがこの会の良いところ。けれども今宵はちょいと飲み過ぎました。
帰りのタクシーで、運転手さんに自宅への行く先を告げたところ「エコ活動で有名なところですね」のひとこと。
今日聴いたのはメシアンの「峡谷から鳥たちへ」。 冒頭のホルンソロの孤独な響きが、煌々と輝く月光の下に広がる深い峡谷を連想させる名曲。
演奏はサロネン指揮のロンドンシンフォニエッタとピアノのクロスリーによるもの。
Youtube は「峡谷から星たちへ」から砂漠
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コメント
いつも「ボエーム会」のコメントありがとうございます。飲み過ぎのわりにはよく憶えているので感心してます。市河彦太郎とシベリウスの話や沼津兵学校と沼津第一小学校の話から展開が広がった時は最高に面白かったなあ。大塚さんも聞きたかったでしょうね。大塚さんから皆さんに宜しくとメールありました。これで「ボエーム会」は、また元に戻った四人の芸術家?達と言う感じかな…(一藤木)
投稿: 一藤木 秀光 | 2010年4月29日 (木) 16時30分
一藤木さま。
大塚さんには、また会いたいです。
市河彦太郎の件、ますます面白くなってきました。
投稿: 山本晴望 | 2010年5月 3日 (月) 22時38分