晴耕雨聴
本日休み、寒くもなく春らしいうららかな一日。
午前中はゴロゴロと無為無策のうちに過ぎてしまったが、明日から天気が崩れることでもあり、午後からは畑作業。
先祖代々のお百姓のDNAが残っているのかしらん、農作業は苦にならない。
我が家で消費するための畑で、余り物は人に無償で差し上げているので気楽なものだが、ちょいと手を抜くと荒れてしまうから油断はできない。
今日はとりあえず、次の作物の下準備のために土を掘り起こしておく。
シーズンを過ぎ、チョロチョロと部分的に残っているブロッコリーや菜っ葉類を引き抜いて耕運機で耕作開始。
土中に隠れていた虫が掘り起こされるらしく、耕運機で耕す自分の後ろにはいつしか多くの野鳥が群れてきて、全く逃げる気配もなくすぐ足元で盛んに啄んでいる。野鳥の好物のミミズは土竜に食べ尽くさされたらしく見当たらない。
黄昏時には終了、早めの風呂に入り汗を流した後は冷たいビールを一杯。まさに至福の瞬間。
夜はマックス・ポンマー指揮ライプツィヒの新バッハ・コレギウムのブランデンブルク協奏曲集から1番と2番。トランペットのギュトラーをはじめとした旧東ドイツの音楽家たちを集めた演奏。ETERNAのCD.
速めのテンポと鋭角的なアクセント、少数精鋭の演奏家たちの名人芸を味わう一枚。ギュットラーの吹くコルノ・ダ・カッチャの爽やかな響きも聴きものだ。
そしてもう一枚は、爽やか系でメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」全曲。スペインの指揮者フリューベック・デ・ブルゴス指揮ニューフィルハーモニア管と合唱団によるもの。英DECCA原盤の国内盤LP.
ブルゴスの若いころの録音で、颯爽としとしてロマンティックな名演。一曲ごとの性格の描き分けも見事なものだ。
Youtube は新バッハ・コレギウムのバッハの「マニフィカト」。
冒頭の見事なピッコロトランペットはギュットラー。
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