ミュンシュのブラームス
四月も半ばを過ぎたが真冬並みの寒さが続く。今日も一日雨。職場から望む愛鷹山も雪景色。
今年度は自分の仕事をできるだけ部下に振り分けることにした。自分でやってしまうのは簡単だが、このままでは後継者が育たない。安心して任せられそうな人材が集まったことも大きいが。
とはいえ今日も帰りは10時過ぎ。 帰宅後はシャルル・ミュンシュのブラームスを聴く。1968年、創設間もないパリ管との交響曲第1番。
この曲最高の演奏とまで言われる名演中の名演。
手持ちは国内初出のLPと国内盤CDがあるが、音は圧倒的にLPの方がよい。
冒頭ティンパニのずしりとした重厚な音も素晴らしく、火を噴くような情熱の奔流と即興的な音の揺れでとてもスタジオ録音とは思えない。
かなり個性的なブラームスだが、有無を言わせぬ説得力のある大演奏。
Youtube はミュンシュ指揮の「ダフニスとクロエ」から圧倒的な夜明け
| 固定リンク
「音盤視聴記録」カテゴリの記事
- フリッツ・ライナーの「シェエラザード」(2023.06.05)
- 山岡重信の「新世界より」(2023.06.03)
- ヘンデルのオペラ「ジュリアス・シーザー」(2023.05.29)
- 「孤独のグルメ」の原作者久住昌之さんのトークショー、そしてヴォーン・ウイリアムズの室内楽のことなど(2023.05.28)
- 広上淳一のリヒャルト・シュトラウス(2023.05.23)
コメント