グローヴスの「惑星」
今年のGWは例年になく天気に恵まれていた。今日の日中は汗ばむほど。これでストーヴをようやく片づけられそうだ。
帰省していた娘も早朝の高速バスで帰って行った。
昨日から仕事に出ているので連休の実感はとくになし。
とはいえ昨日も今日も早めに帰宅。 今日もイギリス物で、ホルストの「惑星」と「セントポール組曲」。
演奏は、サー・チャールズ・グローヴス指揮のロイヤルフィルハーモニック。ASVから出ていたCD.
名盤ひしめく有名曲中ほとんど話題にもならない演奏だが、これは大変な演奏だ。 その風貌そのままの中庸でいてどこかほっとするような温かみが感じられる演奏が多いグローヴスだが、この「惑星」はそのグローヴスの美点に、オケを豪快に鳴らしきった壮大さが加わり雄大なる名演となった。
有名なジュピターの崇高な演奏には、聴いていて涙が出そうになってきた。
録音も極上。火星や冥王星ではオルガンの重低音が部屋を揺るがす。
カップリングの「セントポール組曲」も軽妙な出来だが、第3曲と4曲目が入れ替わっていた。これは編集ミスだろう。
Youtubeは、ロストロポーヴィッチとドヴォルジャークで共演するグローヴス。
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