サン・サーンスの「レクイエム」
昨日から引き続きの雨、一時風強し。
4月から学生生活を送っている上の娘は、大学のサークルではなく市民吹奏楽団に入ったとのこと。当分の間は見習い期間だが、全国的に名の通った団体に入ってしまったようだが大丈夫だろうか?
今日聴いたのはサン・サーンスの「レクイエム」。わずか8日で書き上げたという。
この曲を初めて聴いたのは学生時代のことで、FM放送で流れていたフランスのどこかの音楽祭でのライヴだった。
怒りの日の、トロンボーンとオルガンの掛け合いが印象に残っている。
4台のハープとオルガンを含む4管編成だが、トランペットとクラリネット、打楽器が使われていない。代わりに2本のコールアングレが使われている。
レクイエムの性格上刺激的な響きを避けたのかもしれない。
最近は録音が増えたものの、LP時代はガブリエル・ゴザン指揮のフランス国立放送フィルのものが唯一だったと思う。
今日聴いたのもこの演奏で、手持ちはフランスRCAのLP。
国内盤は昭和47年の芸術祭参加アルバムだった。
ゴザンはラヴェルの弟子ロザンタールに師事した指揮者。この録音以外は聴いたことがない。
演奏は隙間だらけのアンサンブルと、がさついた響きであまり良くない。合唱はどうもアマチュアのようだ。
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Youtube はサンサーンスの交響曲第3番から
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