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2010年5月 7日 (金)

オークレールのメンデルスゾーンとチャイコフスキー

連休も終わり、通勤時に走る車の数がGW中よりも格段に増えた。今日は一日雨。

2010050620150000 昨日のオケの練習は、ソリストの鍋倉さんとの初合わせの日。ソリストとオケとの間でピッチに微妙の違い気にはなったが、初めてにしては、しっくりといっている雰囲気だ。

今日はその定演の曲目であるメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を聴こう。

いろいろと迷った末に選んだのは、フランスの女流ミッシェル・オークレールの再録音。

オークレールは、ロン・ティボー国際コンクールに13歳で優勝し、天才少女と騒がれ、その後のジュネーヴ国際コンクールでも優勝した名手。左手の故障で30代で引退してしまったので録音は少ない。

P1010072 手持ちの音盤はフォンタナのグロリアシリーズの廉価盤LP。なにせ30年以上前に購入したものなので、バランスウォッシャーでクリーニングしてからの視聴。ロベルト・ワーグナー指揮のインスブルック響の伴奏。

艶やかな美音と、しなやかで身を摺り寄せてくるような独特の色気の漂う演奏だ。今もオークレールに熱烈なファンがいるのがよくわかる。
http://www.hmv.co.jp/news/article/509210119/

伴奏は指揮もオケも二流どころだが健闘している。特にチャイコフスキーは気合十分の好サポートだ。

沼響のHPの聴き比べコラム「チャイコフスキーの5番を聴く」に『初演時の評判と当時のロシアのオケ事情』の記事をアップしました。
http://www.numakyo.org/cgi-bin/tchai5.cgi

youtubeはそのオークレールのメンデルスゾーン

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