オボーリンの「展覧会の絵」
曇りのち晴れ、本日も一日出勤。天気がよさそうなのでバイクで職場へ向かう。
昨日ちょいと夜更かししたために午後から猛烈な睡魔に襲われた。今日は早めに帰宅。
今日はロシアのピアニスト、レフ・オボーリンの弾く「展覧会の絵」を聴く。メロディア原盤の国内盤LP。
オボーリンは戦後まもなく来日し、ロシアのピアニストとしては比較的早い時期から知られていたが、ギレリスやリヒテルが登場してからは影が薄くなり、オイストラフの伴奏ピアニストみたいな扱いになってしまった。
オボーリンのソロピアノの録音は非常に少ない。
アシュケナージの師にして、第1回ショパン国際ピアノコンクールの優勝者。この時、後に20世紀を代表する作曲家となるショスタコーヴィチも参加しているが盲腸炎になり予選で落ちている。
確かな技巧と力強い打鍵、華やかさはないが端正にして正統派の名演だ。
ぼてっとした独特の響きは、チェコのペトロフのピアノを使用しているからだろう。モノラルながら録音は非常に良い。
youtubeはゲルギエフ&N響による展覧会の絵
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