« ギーゼキングの「版画」 | トップページ | パーシケッティ、合唱作品集 »

2010年7月 4日 (日)

イーラde 七夕コンサート

昨晩からの強い雨は明け方には上がり午後から猛烈な蒸し暑さとなった。もう7月なのだ。本日お仕事。

20100625event2tanabata 難しい案件を処理しているうちに、今日の昼に駅前の再開発ビル「イーラde」で我が沼響選抜レディースクァルテットのコンサートがあることを思い出し。お昼のついでにちょいと顔を出す。http://www.e-ra-de.com/

会場はイーラde1階の特設会場。

駅やデパートでのコンサートは、三越その他、首都圏では聴いたことはあるものの地方都市では珍しい。
人が集まるかな?との危惧は、開演直前には立ち見も出るにぎわいとなり取り越し苦労。

メンバーは沼響のコンミスをはじめとした、女性主要メンバーによる弦楽四重奏。このメンバーでもういくつかの同じようなコンサートを経験しているので手慣れたものだ。

音が天井と左手方向に拡散していくのは特設会場ならではの現象だが、パネルの設置など、多少の工夫で改善されるだろう。

曲は純粋クラシックはあえて避け、「星に願いを」や「ジュピター」など七夕にちなみ星に関係した作品や、久石譲作品、映画音楽などの誰もが知っている親しみやすい曲が中心。
アレンジはバロック調ありポップス調ありと、弦楽四重奏ならではの格調高さで仕上げていく。

お客の反応も上々だ。

アンコールの「世界で一つだけの花」が始まった時に、前の席に座っていたおばぁさんとお孫さんらしき6歳ぐらいの女の子が嬉しそうに顔を見合わせ、満面の笑顔で演奏を聴いていた。些細なことのようだが、このような瞬間が非常に大切なのだ。

201007041754000 この二人を見ていてちょっぴり幸福な気分になった後、猛烈な暑さの中を職場に戻る。

夕方に帰宅する途中、東の空に大きな虹が出ていた。

youtubeは槇原敬之の「世界で一つだけの花」オケ伴バージョン

|

« ギーゼキングの「版画」 | トップページ | パーシケッティ、合唱作品集 »

コンサート感想」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ギーゼキングの「版画」 | トップページ | パーシケッティ、合唱作品集 »