トマス・タリスの主題による幻想曲
日本列島、水浸しの一週間。西日本は大変なことに。 3年前、巣と卵が落下し、それ以後寄りつかなくなっていたツバメが再び帰ってきた。
明け方どうも賑やかなだと思い、車庫の天井を見上げると二羽の雛が首を長くして親鳥を待っていた。
無事成長し、巣立って、また来年元気な姿を見せて欲しいものだ。
本日所用で娘の通う高校に行くことになり仕事は早退。 今日は、ヴォーン・ウィリアムスの「タリスの主題による幻想曲」とディーリアスの「ブリックの定期市」のイギリス音楽を2曲。
フランクリンミントのLPで、V.Wはボールト、ディーリアスはビーチャムといったいずれも作曲家と親交のあった本家本元の演奏。
透明で爽やかな抒情漂う2曲。
二群の弦楽オーケストラと挟まれた弦楽四重奏の編成による16世紀イングランドの作曲家、トマス・タリスの宗教曲に基づくV.Wの曲は、教会内に響く厳かなオルガンの響きを弦楽器のみによって見事に再現している。
スコアを見ると、あたかも芸術的な美術作品のような精緻な音符の並びに思わず目を瞠る。
Youtubeはタリスの感動的なモテット「世の救い主よ」
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