ミュンヒンガーのマルタン
昨日中降り続いた雨は止む気配はなく、深夜に至り大雨洪水警報発令。
真夜中に庭の様子が気になり外を見ると、予想通りの洪水状態。排水溝から雨水があふれ、愛犬ポチの小屋は完全に孤立しポチは小屋の中で震えていた。 明けて今日は、良い天気。庭の百日紅の花も眩しい。
ガレージの天井のツバメの雛もしばらく見ぬうちにずいぶんと大きくなった。巣立つ日も間近い。 明日から始まる沼津夏祭りの花火桟敷席が流されていた増水状態の狩野川を横目にみつつ出勤すると、職場ではコンピューターシステムに障害が発生していて一騒動となっていた。
昨日作業に入っていた契約先のSEを直ちに呼び、復旧に当たらせたが思いのほか手間取り復旧は21時過ぎ。幸い業務の根幹に係る部分ではなかったものの、二日分のデータに影響が出ていた。
今日は、カール・ミュンヒンガーの指揮する20世紀の弦楽作品からフランク・マルタン、ヒンデミット、バークレイ、バーバーなどを聴く。
英エクリプスのLPで、50年代半ばの録音。 60年代から70年代初めにかけてドイツ系のバロック音楽演奏家として人気のあったミュンヒンガーも今ではすっかり時代遅れになってしまった。
同じLPにカップリングされている「ホルベルク組曲」などゴツゴツした野暮な演奏で楽しめないが、マルタンの「パッサカリア」やヒンデミットの「五つの小品」のようなきっちり厳格な曲だとミュンヒンガーのスクエアな芸風が良い効果をあげるようだ。
最後のバーバーの「アダージョ」は、これまた干し物のような潤いに欠ける演奏でがっくり。
Youtubeはホルベルク組曲からガヴォット
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