マッケラスのヘンデル
猛暑未だ続き、夜になっても外では蝉が鳴いている。
夏が苦手な老犬ポチもバテ気味で、ここ数日食欲がなく今も地べたに力なく横たわっている。今年で18才なので、そろそろアブナイかもしれない。
昨日エアコン修理のため業者さんが来て、家にいた家内が対応。、
話を聞くと、「修理出来ないこともないが、10万円以上かかる上にまたすぐ壊れるだろう」
リビングのエアコンは天井埋め込みのオフィス用のエアコンなので、買い替えるにしても家電量販店では買えずエコポイントは付かない。しかも工事費込で40万近くかかるということだ。
宮崎遠征の下の娘も帰ってきていて、帰省中の上の娘も交えた家族会議で今年の猛暑はエアコンなしで我慢しようということで決定。
トホホ・・多少やせるかも。
今週のオケの練習は水曜日となり、文化センター大ホールでの「第九」第四、第三楽章。トレーナーの保坂先生の指導。
パート別声部別に演奏させる部分が、今まで演奏した第九とは異なったアプローチなのが面白い。無駄のないきっちり爽やかな練習で、言いたいことは良くわかる。
練習終了後、ホルンパートはCOCO'Sに集まりパート決め。
現在ホルンパートは7名。皆それなりのキャリアが有りパート決めには大いに悩むところ。
このところ再び多忙となり、練習もどれだけ出れるのか判らなくなってきた。
昨日帰宅後くつろいでいると、9時過ぎに緊急の呼び出しがあり、おっとり刀で職場に顔を出す。幸いその日のうちに帰れたものの、今日も密度の濃い1日で明日も出勤。
指揮者のチャールズ・マッケラスが先月亡くなっていた。84歳。http:// オーストラリアの指揮者で、チェコの名指揮者ターリッヒに教えを受けヤナーチェクのスペシャリストとしても知られていた。
マッケラスはウィーンで実演に接することができた。
この時聴いたチャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」のウィーンフィルのストリングセクションの美しさは一生忘れられない。
今日はそのマッケラスの若い頃の録音で、ヘンデルを2曲。
最初は東芝セラフィムの古いLPで「メサイア」合唱選集。
全曲録音から有名合唱曲をセレクトしたもので、イギリス室内管とアンブロジアンシンガースによる演奏。この全曲盤のCDも後に入手したが、気楽に聴けるこの選集は10代の頃からの愛聴盤。
すっきりスタイリッシュな格調の高いヘンデルが聴ける。バージル・ラムの校訂版使用。
マッケラスは後にモーツァルト版によるメサイア全曲を2種類録音しているが、3種の中では最初のこの演奏が最も好きだ。 そしてもう1枚のヘンデルは、管楽器のみによるオリジナル編成の「王宮の花火」の音楽。これまた古いティチクのPYE原盤のLP.
今はTESTAMNTのCDで聴くことができる。http://
オーボエ26本など総勢60名を超える管楽合奏が圧巻。
ロンドンのトップ奏者たちを集めるために、深夜に録音されたと言われる演奏。
Youtubeはオリジナル版「王宮の花火の音楽」
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