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2010年8月23日 (月)

平山郁夫シルクロード美術館

土曜日から今日までの3日、やっとまとまった休みが取れ、エアコンが壊れ殺人的猛暑状態の我が家から家族3人で八ヶ岳泉郷のコテージへ避難と決め込む。

自宅から八ヶ岳まで高速を使えば3時間の道のりだが、御殿場から山中湖あたりまで大渋滞となり、結局到着は一時過ぎ。

八ヶ岳山麓はさすがに涼しい。しばし下界の雑事を忘れノンビリとする。

宿に着く前に平山郁夫シルクロード美術館に立ち寄ってみた。

前回の訪問は2006年。
http://harumochi.cocolog-nifty.com/horn/2006/08/post_3501.html
この時は平山画伯は未だ御存命だった。
この当時建設中だったNHK大河ドラマを当て込んだ「風林火山の館」は、今や休館となり廃墟状態。


美術館は、2008年にリニューアルし規模も展示内容もスケールアップしている。ちょうど平安遷都特別展「シルクロードー奈良への道」が開催中。



いつもながら、時間と空間を超越した作品の数々にはただただ圧倒されるばかり。
見る者にして遙かな時間旅行の世界に誘う作品群。

今回最も感銘を受けたのが、画伯が病床の中で最後の力を振り絞って取り掛かっていた未完の作品と、使用していた絵具などの画材の数々。

画伯は同時進行で複数の作品を取り掛かっていた。

有り合わせの紙を数十枚張り繋いだほとんど最後の作品となった「平城京」の大下絵のスケッチなど、鉛筆で何度も手を入れているために所々に穴があいているほど。

画伯の絵に賭ける凄まじい執念が自然と伝わり時間の経つのも忘れ立ち竦んでしまった。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100416000054&genre=N1&area=Z10


2010082213560000 日曜は清里経由で、須玉にある明治、大正、昭和の学校建築が一堂に会している珍しい場所。旧津金学校に行ってみた。

 

 

 

 

 

清里駅周辺は、20年ほど前はタレントショップが立ち並び若者達でにぎわっていたのだが、今では日曜日だというのに人影は少なく建物はシャッターを下ろした建物ばかりが目立つ。売買物件の看板も痛々しい。

 

 

 

 

 

そして旧津金学校。

 

 

 

学校は廃校となって久しいが明治、大正、昭和三代の建物それぞれが今でも有効に使われている。http://www.sutama.com/tsugane/sanndai.htm

2010082213560001 ちょうど昼時だったので昭和の校舎の食堂で、給食定食なるものを食す。かなり混んでいて待つこと30分余り。

出てきたのはアルミの食器に入った昔の給食そのものの内容。しかも瓶牛乳付き。コロッケは美味だったが、これで千円は高いなぁ。

2010082312290000 明けて今日は忍野八海に立ち寄りながら早めに帰宅。忍野は中国人旅行者ばかり。

 

 

 

Piano_ja 往復の車中で聴いたのは、ユニバーサルミュージックが2000年に出したCD200枚組の巨大BOXセット「20世紀の偉大なるピアニストたち」から、

ハスキル、ギーゼキング、エッシェンバッハ、グルダ、ギレリスなどを運転しながら立て続けに聴いた。

鋼のようなタッチのギレリスのバッハ。コロコロと玉のような美しい音のハスキルのシューベルトとモーツァルト。
若き日のカラヤンの伴奏が実に見事なギーゼキングのモーツァルトなどなど。

ピアノ音楽を堪能した3日間。

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