ベートーヴェンのピアノソナタ第5番
曇り一時雨、湿気の多い曇天の月曜日。昨日からリビングのエアコンが壊れ、部屋の中は夜になっても30度を超え、とんでもないことになっている。
メーカーに電話したところ、20年前の製品のため部品もなく修理出来ない可能性が高いという。この猛暑にエアコンなしではさすがに辛い。
夏休みに入った上の娘が今日帰ってきた。8日に吹奏楽コンクールの県大会があるので、家での滞在は三日ほど。来週末からのイタリア行きの準備のために帰ってきたとのこと。今日ユーロへの両替を済ませておく。今年に入りユーロが下がっているようだ。 娘は家でピアノをさらっている。どうやら夏休み中の課題らしく曲はベートーヴェンの初期のソナタ、第5番作品10の2。
いわゆる作品10の一連の3曲のピアノソナタの第1曲。
同じ作品10の第7番に比べて小粒な印象の曲だが、譜面を見ながら聴いてみると、明快で構成の充実したベートーヴェンならではのソナタ。
特徴的な第1楽章冒のさりげない音型が演奏の出来を決するようだ。
今日はフランスの巨匠イーヴ・ナットの演奏で聴いてみる。
軽妙な冒頭から一転、第一主題は比較的遅いテンポで進行。このあたりのテンポの変化と、転調の中で美しい第二主題が絶妙なタイミングで浮かび上がってくるのがさりげなくも凄い演奏。 沼響のHPの聴き比べコラム「チャイコフスキーの5番を聴く」にメンゲルベルクがベルリンフィルを振った演奏の感想をアップしました。
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Youtubeはベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番、ツィマーマンの弾き振り、オケはウィーンフィル
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