クラフトのオルゲルビュッヒライン
このところ平穏な毎日だったのが先週末から怪しげな雰囲気になってきた。
先日のコンピューターシステムトラブルの事故報告にSEとその上司がお詫びと挨拶に来ているその場で再びトラブル発生。
呆れつつも対応していると、長年の取引先の廃業の知らせが飛び込み、担当を呼び急遽今後の対策会議。
午後からは組織の内部監査のために外に出なくてはならず、夕方オフィスに到着すると職員内部のトラブル報告とクレーム報告。
げんなりしながら夜遅く帰宅。 今日は心静かにバッハのオルガン音楽を聴く。
ワルター・クラフトのバッハ・オルガン大全集から、オルゲルビュッヘラインの数曲。
アルザス地方のジルバーマン親子製作による歴史的銘器による素晴らしい音色、クラフトの地味ながら心温まる深みのある演奏に日常の平穏を取り戻せた思い。
タルコフスキーの名作「惑星ソラリス」使用されたコラール「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよBWV.639」の美しさには、ただただ頭を垂れて拝聴するのみ。
Youtubeは「惑星ソラリス」から、BWV.639の場面
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