ショモギーの「運命」
中国との関係がおかしくなっている。
ちょうど戸川猪佐武著「昭和外交五十年」を読んでいた。
昭和57年の角川文庫版で、昭和2年の山東出兵から始まり、昭和47年の日中共同声明までの日本の外交の足取りを、内政面との絡み合いの分析を交えながら活写したもの。
日本の外交センスは、昭和の初めから進歩していないようだ。
今日はベートーヴェンの「運命」。
ハンガリーの指揮者、ラースロ・ショモギー指揮のヴェルテンベルク歌劇場管弦楽団の演奏。
5年ほど前に独CONCERTO ROYALEから出ていたCD3枚組中の一枚。VOXの原盤でこの曲初のステレオ録音だったような気がする。
カップリングされているケルテス指揮バンベルク響のベートーヴェンの交響曲第2,4番やレオノーレその他の序曲に惹かれて購入したもの。3枚で1,000円ちょっとの廉価盤だがLPからの板起こしらしく音は良くない。
コダーイの弟子だったショモギーは、ハンガリー国立響の再建に尽くしたりイシュトヴァン・ケルテスを世に出したりと、目立たぬところで良い仕事をしているがCDは少ない。
ショモギーの「運命」は、数多の名盤に伍して自己主張を誇れるほどの演奏ではないが、きっちりとした良い演奏だと思う。
フィナーレのリピートをしっかり実行しているのはこの時期の演奏としては珍しい。
余白に入った、「タルペイア」のための葬送音楽が「エロイカ」第二楽章の旋律と同一なのが面白い。
Youtubeは、インマゼール指揮の古楽器による「運命」
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