アジャンクールの歌
為替介入で一時的にせよ円安に触れ、猛暑も昨日で一応の終息か、今朝から涼しい風が吹く。夜は雨が降りさらに気温が下がる。
今日は職場の胃のレントゲン検査の日に当たっていたので、朝食も摂らずに検査会場へ急ぐ。 途中の側溝に鴨を見つけた。
今日の昼飯は鴨南にしようかな。などと空腹故にあらぬ方向に空想はふくらむ。
ところがいつもの検査会場に着くと検査車両も止まっておらず、誰もいない。これは日を間違えたのかな、と頭をかきかき職場に向かい予定表を見ると、今日に限り別の会場だった。
結局余計な時間を費やし貴重な午前中の大部分を無駄にしてしまった。
その分帰りが遅くなった。
今日は中世イギリスの音楽を聴く。 夏は終わったが、最古の世俗合唱曲カノン「夏はきたりぬ」を含む世俗曲を集めた70年代後半にキングレコードが出した「中世・ルネサンスの音楽」シリーズ中の一枚。http://
演奏はロバート・ティアーほかイギリス勢による英Argo原盤のLP.
おそらく60年代末の録音で今ではいささか古くなったものの、中世の音楽の魅力を初めて知った懐かしいアルバム。ジャケットには1978年12月19日購入のメモが入れてある。
生き生きとした庶民の楽しみがダイレクトに伝わる名曲たち。 15世紀の百年戦争時のアジャンクールの戦いでのイングランドの勝利を讃えたキャロル「イギリスよ、神に感謝せよ!」も勇ましくも壮麗な名曲。
この曲はフィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルの見事な演奏の録音も出ている。
Youtubeはウォルトン作曲の映画「ヘンリー5世」のための音楽から「アジャンクールの歌」
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