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2010年9月25日 (土)

プレートル、若き日の「ダフニスとクロエ」

気温が急激に下がり、夜は肌寒いほど。昨日裏山の彼岸花が一斉に咲き始めた。
日本全国の彼岸花は、はるか昔、中国から伝わったたった1個の球根から人間の手を経て広まったということが遺伝的に確認されているらしい。

昨日は、市民文化センター主催のクラシックディスクコンサートの解説のため、仕事を早めに切り上げ会場に向かう。

無事ディスクコンサートは終わり時計を見ると9時。裾野市からわざわざ来たというご老人からねぎらいの言葉を受けた。「このような催し物をするなんて、さすが沼津ですね。」
どう反応してよいか判らず、ただただ造り笑いの私なのでした。

そのまま帰宅せず職場に戻り、日曜のイベントの再確認で帰宅は11時近く。

S_p9250586 明けて本日お休み。明日日曜に組織トップも来る一大イベントがあるのだが、主な根回しは済ませてあるので事前準備は部下に任せて今日は一日畑仕事。
大型台風が太平洋上を通過中だが、よく晴れ風は冷たい。畑の隅のヒマワリが揺れている。

まず、サツマイモを収穫。先日の雨で土は適度に湿り芋を掘りやすいのが救いだ。
旬の過ぎたピーマンと幹が太くなったモロヘイヤを引き抜く。その後の土壌に苦土石灰を撒き耕運機で耕すこと2時間。

今日は良い汗をかいた。

S_p9230584 本日聴いたのは、フランスの指揮者、ジョルジュ・プレートルの若き日の録音。

「ダフニスとクロエ」第2組曲、ドビュッシーの「夜想曲」から、雲、祭りそしてフランクの交響詩「プシシェ」からプシシェとエロス。
おそらく60年代に出たリーダースダイジェストの家庭名曲集LPセット。この半端物をかなり以前に銀座のハンターで一枚100円で見つけたもの。
オケはロイヤルフィルでダフニスは合唱も加わる。

全盛期のロイヤルフィルのエレガントは響きと、ソロのうまさに聴きほれる一枚。プレートルの指揮も繊細で色気のある良い雰囲気だ。

再評価著しいプレートルだが、私は今のプレートルよりもこの頃のプレートルの方が好きだ。

Youtubeはプレートル指揮する「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲

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