マルティノンのヒンデミット
秋らしい絹雲たなびく体育の日。良い天気だが、いろいろな問題発生で今日も一日お仕事。来週末の松山行きまでには何とかしたいもの。 今日はフランスの指揮者ジャン・マルティノンのヒンデミットとバルトーク。
シカゴ響の音楽監督時代の録音で、ヒンデミットの「気高き幻想」とバルトークは「中国の不思議な役人」。手持ちは日本初出のLP.
師匠のルーセルの数多くの録音をはじめ、ドビュッシー、ラヴェルの管弦楽曲全集などなど、フランスの主要な作曲家の曲の大部分の録音のあるマルティノンの珍しいレパートリー。
マルティノンとシカゴ響とは相性が悪かったというのが通説だが、残された録音を聴くかぎりでは、他のフランスオケとの録音で聴かれない、豪快さが魅力の名演揃い。
高い品格と同時にパンチの効いたヒンデミット、バーバリスティックに盛り上がるバルトーク。いずれも隠れた名演と言えるもの。
名人揃いのシカゴ響のソリストたちも良い仕事をしている。
youtubeはメータ指揮ベルリンフィルの「中国の不思議な役人」
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