ビル・エヴァンス 「エブリボディ・ディグス」
10月に入り吹く風に秋の気配。外の青空を窓の外に眺めながら一日オフィスで仕事。今日は電話も少なく仕事が非常に捗り、来年度予算の骨子はほぼ完成。明日はゆっくりと休めそうだ。
ビル・エヴァンスの「エブリボディ・ディグス」を聴く。1958年、リバーサイドへの録音。
Bill Evans piano
Sam Jones bass
Philly Joe Jones drums
エヴァンスの2枚目のリーダーアルバムとして名高いもの。選曲と曲順が実に良く考えられている。
LPではA面、B面の最後に30秒ほどのエヴァンス自身のピアノソロによる「エピローグ」が入るのが洒落ている。
幽谷の清流のような美しい響きのエヴァンスのソロが素晴らしい。バーンスタインの「ラッキー・トゥ・ビー・ミー」も良いが、ドビュッシーのピアノ曲にも似たスローバラードの「Peace Piece 」、しっとりとしたなんという美しさ。 このような秋の夜にこそふさわしい。
Youtubeはビルエヴァンストリオとモニカ・ゼタールンドの「サム・アザー・タイム」。この曲は「Peace Piece 」の変奏曲とも言うべき曲
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コメント
duchampで御座います。
40年前の高校時代にビートルズの解散を機にjazzにはまりこの方、クラシカルとポピュラーの二刀流で御座います。沼津のクレベンジャー氏もクラシカル一辺倒と思いきやjazzもお好きのご様子。小生、誠に嬉しゅう御座います。
高校時代に隣の広島にモンク、ガレスピー等
ジャイアンツ・オブ・ジャズの一行が来、電車に乗って行ったのが懐かしゅう御座います。
本日、再放送のヤンソンス/ヘボウのマーラー
3番は激演でした。実にうまかオケで御座います。マエストロ、是非ご覧あそばせ!
投稿: duchamp | 2010年10月 3日 (日) 14時24分
JAZZを聴き始めたのは、あるお方からマイルスとビル・エヴァンスのLPを大量にいただいたのがきっかけでした。
最近特にJAZZを聴きたくなる気分になることがよくあります。
投稿: 山本晴望 | 2010年10月 5日 (火) 00時08分