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2010年10月31日 (日)

マルティノンのルーセル

明日から11月、曇り、夜から雨。

Main_i_04 今日は、先日東京のリサイタルを成功させた海瀬京子さんのサンクスコンサートが伊豆長岡のヒノキホールであるのだが、http://www.hinoki.co.jp/factory/
来年度に実施予定の事業が急遽今年中に実施の可能性が高まり、その準備のため出勤。一日対応に追われる。

コンサートは家内と下の娘が行ってきたが、家内が京子さんの短期間の上達ぶりに驚いていた。
お楽しみ抽選会もあり、くじ運の強い娘はここでも一等を引き当てていた。

先日、松山での吹奏楽コンクールに参加した上の娘も学校が休みとやらで一時帰省。にわかに賑やかになった。

S_pa300602 今日はその娘のバンドが自由曲として選んだルーセルの「バッカスとアリアーヌ」第2組曲を、ルーセルの直弟子、ジャン・マルティノンによる演奏で聴く。

マルティノンのルーセルの曲の録音は多く、「バッカスとアリアーヌ」第2組曲は、ラムルー管(エピック)、シカゴ響(RCA)、フランス国立放送管(エラート)の実に3種のスタジオ録音がある。

S_pa300604 今日はその3種の聴き比べ。

まず、しなやかで柔軟な動きのラムルー管とのモノラル録音。フランス独特の明度の高いオケの音色が特徴的、そして2度目のシカゴ響との剛毅でストレートな迫力を全面に押し出した演奏。

フランス国立管との録音は、練れた表現の中に細やかな表情が魅力的だ。

S_pa300603 オケのうまさではシカゴ響との演奏突出しているが、仄かなフランスの香りには欠けるので、今日の視聴ではフランス国立管がベスト。
Youtubeはルーセルの「フルートを吹く人たち」

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