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2010年11月12日 (金)

チェルカスキーのショパン

昨日は親戚の葬儀で休まざるを得ず、今日はその分いつもより一時間早く出勤すると机上はメモの山。
案件をひとつずつ片付けているうちにあっという間にお昼の時間。

そして重要な案件のひとつを任せていた自分と同じ年の職員が、若手職員の直訴により事を全く理解していなかったことが発覚。途中経過を報告させてみると予定の半分も進んでいないで愕然とする。

結局本日も職場を出たのは9時過ぎで明日も仕事。

S_img_0003 帰宅後聴いたのは、ウクライナ生まれのピアニスト、シーラ・チェルカスキーのショパン。
「20世紀の偉大なピアニスト」シリーズの2枚組CDで、前奏曲集と練習曲集を中心に舟歌とピアノソナタ第3番を集めたもの。

19世紀のスタイルを漂わせたチェルカスキーは一度だけ実演に接することができた。この時確か80歳を超えていたはず。
当日のメインの曲目は覚えていないが、洒落ていて艶っぽさの漂う独特の雰囲気のあるコンサートだった。アンコールはモートン・グールドの「ブギウギ」だった。

そしてここでも輝かしくも艶のある音色と華麗なテクニックで見事なショパンを聴かせてくれる。
気品のある「舟歌」と変幻自在のテンポの動きが見事なソナタ第3番のライヴが驚異的な名演だ。

Youtubeはツィマーマーンの弾く「舟歌」

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