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2010年11月22日 (月)

メンゲルベルクのバルトークとコダーイ

今日は朝から一日雨。
昨日の沼響の練習の模様が地方紙に出ていた。
http://www.shizushin.com/news/local/east/20101122000000000026.htm

今日は、20世紀前半を代表する大指揮者メンゲルベルクの振るバルトークとコダーイのライヴを聴く。

S_img_0001 DANTEから出ていたCDで、ゾルタン・セーケイのヴァイオリンによるバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番とコダーイのハンガリー民謡「孔雀は飛ぶ」による変奏曲。

いずれもメンゲルベルクが初演をおこなった20世紀の名曲。
バルトークは1939年3月23日、まさにこの曲の初演当日の歴史的な記録。
コダーイは1940年3月のライヴで初演はこの4か月前、メンゲルベルク率いるコンセルトヘボウ管弦楽団創立50周年を記念して委嘱された作品だ。

バルトークでは、第一楽章の盛大な盛り上がりの終結部の後で初めて聴く聴衆の盛大な拍手が聞こえるのが初演の生々しさを伝えている。

第二次世界大戦突入前後の大変な時代の記録、コダーイの作品は台頭するファシズムに対する抗議をも含めて作曲された曲。

録音は古いがいずれも異常なまでの熱気漂う名演だ。

Youtubeはバルトークの「ルーマニア民族舞曲」ショルティの指揮

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