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2010年11月17日 (水)

ミュンシュのティル

昨日で一応の仕事の区切りとなり、今日は溜まった代休でも取って休もうかなとも思ったほどだが、出勤すると新たな問題の波状攻撃。
息抜きのない毎日で疲労蓄積中。

第九の本番まであと10日だが大丈夫だろうか?
明日の練習は、なんとしても参加したいもの。

S_pb140616 今日はシャルル・ミュンシュの指揮するR.シュトラウス。

フランス物だけでなくドイツ音楽でも名演を残しているフランスの巨匠だが、R.シュトラウスは「ドンキホーテ」と「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」の2曲しか録音を残していない。

フルトヴェングラーやワルターの元でライプティヒ・ゲヴァントハウス管のコンマスを勤め上げたミュンシュのR.シュトラウス。

軽妙さと豪快さの絶妙な共存。ボストン響の腕前も確かなもの。
手持ちはRCA原盤の国内盤LPでカップリングはフリッツ・ライナー指揮シカゴ響との「ドン・ファン」。

R.シュトラウスと親しい仲であったライナーの名演と十分に肩を並べる名演だ。

Youtubeは、ミュンシュのブラームスの1番。来日公演の記録

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コメント

ミュンシュのシュトラウス、ドンキホーテとドンファンを持っていますが、豪快で色彩豊か、機知あふれる名演だと思います。聴いていて楽しいです。この作曲家を得意としている人は「怖い人」が多いので、ミュンシュのアプローチというか醸し出される人間性は貴重ではないでしょうか。

投稿: サンセバスチャン | 2010年11月18日 (木) 09時13分

サンセバスチャンさん。

ミュンシュに「ドンファン」の録音があるとは知りませんでした。
ミュンシュの「ティル・・」は、オケを豊麗に鳴らした実に見事な演奏です。

投稿: 山本晴望 | 2010年11月18日 (木) 23時22分

『ドンファン』はロシアでのライヴ録音です。
今朝、車の中で聴いてきましたが、乗りに乗った演奏であの指揮ぶりを髣髴させる名演で、オケも絶好調です。
『魔法使いの弟子』もスタジオ録音を上回る変幻自在の演奏。あと、『ダフニス』、ハイドンの交響曲が入っています。もともとはメロディアによる録音でソビエトでLPとして発売されていたものです。1956年のヨーロッパツァーでのものです。

投稿: サンセバスチャン | 2010年11月19日 (金) 13時40分

サンセバスチアンさん、情報ありがとうございます。

あの紙ジャケットのロシアライヴシリーズのCDですね。

その中にミュンシュの「ドンファン」があったのですね。
今や入手難かなぁ。

投稿: 山本晴望 | 2010年11月24日 (水) 23時39分

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