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2010年12月 5日 (日)

クリュイタンスのフォーレ、「レクイエム」

昨日十分に寝たはずだが今日も眠い。本日朝から家内と母は総合防災訓練に参加し、娘はあい変らず布団の中。自分は職場へ直行。

P1010007 今日はフランスの名指揮者アンドレ・クリュイタンスのフォーレの「レクイエム」を聴く。

聴いたのは名歌手フォッシャー・ディースカウとロス・アンヘレスを迎えた名高いステレオ録音ではなく、1951年のモノラル旧録音。

オケはサン・ユスターシュ管弦楽団と合唱団、ソプラノはコルシカ生まれのマルタ・アンジェルシにバリトンのルイ・ノグェラという顔ぶれ。

仏ディスコフィルフランセの原盤で、オリジナルLPはものすごく高価だが、今ではCDで入手できる。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/723300

手持ちは日本コロンビアから出ていた10吋盤。

オケと合唱の実体はよくわからないが、アンサンブルが粗雑であまりうまくない。
だが、フランスの色気のような香りが仄かに漂う不思議な雰囲気の漂う演奏だ。
ソプラノソロが艶めかしいので宗教的な雰囲気とは異なるが、ステレオの新盤よりも魅力的だと思う。

Youtubeは、クリュイタンス&パリ音楽院の1964年来日公演から
「ダフニスとクロエ」の夜明け。国宝級の奇跡的な名演

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