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2010年12月 2日 (木)

東京国立博物館特別展「東大寺大仏―天平の至宝」

いよいよ師走へ突入、時の経過が年毎加速度的に早くなっているような感覚。

娘二人のダブル受験だった昨年は仕事は小康状態だったものの、今年はその反動が来た年、今日もかなり深刻な相談が外部の業者さんから持ちかけられる。
そういえば今年は長年の取引先の廃業や再編がいつになく多かった。
出口のない長い不況のトンネル、膨れ上がる日本の借金。
http://www.takarabe-hrj.co.jp/clockabout.html

21_01 火曜は川崎へ出張のついでに東京国立博物館で開催されている特別展「東大寺大仏―天平の至宝―」 に行ってきた。
閉館30分前ぎりぎりに入館。

遠く奈良時代、国宝、重文指定の8世紀の遺品の数々。一番気になっていたのが東大寺の大仏開眼時のセレモニーで使用された伎楽面。

Todaiji01 フルフェイスのヘルメットを一回り大きくしたほどのの大きさの日本人離れした堀の深い表情に鮮やかな色彩。想像以上に保存状態が良く、とても千年以上前のものには見えない。http://park.org/Japan/DNP/MTN/MN/shin-gigaku/gigakumen.html

そして衝撃的なのは、13世紀快慶作と伝えられる、源平合戦のため焼け落ちた大仏の再建に力を尽くした重源上人を写した国宝「重源上人坐像」。

017hakubun02 これが、そのまま一喝くらいそうなほど度を越したリアルさだ。http://blog.goo.ne.jp/crivelli/e/cdaa0a0066fa13f5ee503b837782be75

速足で見て回っていて、この坐像の前で足がつってしまった。

足を引きずりつつ帰りは渋谷レコファンに寄り帰宅。

そして昨日は職場の忘年会。場所は沼津駅前「甘太郎」
http://www.amataro.jp/
50人を超える出席の中、店員の信じられないほどの手際の悪さで最悪の宴会。東京の疲れも残り一次会で早々に引き上げた。
S_p1010096_2

 

今日は黛敏郎の「涅槃交響曲」でもと思ったが、やっぱり辞めにしてブレンデルの弾くモーツァルトのピアノ協奏曲第9番をマリナーの指揮で。

レコファンで購入した音盤は明日以降紹介します。

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