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2011年1月21日 (金)

カラヤンの87年ニューイヤーコンサート

寒さ厳しく日本海側の大雪をよそにこちらでは乾燥の日々。
インフルエンザが流行り出し学級閉鎖も出てきたらしい。
先週の土曜日に娘と一緒に予防接種は済ませたので、ぎりぎりセーフということだろうか。
本日、文化センター主催のディスクコンサート。
会議が長引き、会場到着は開場ぎりぎり。 前回のトラブルで懲りたのか、担当の方は相当の気の使いようで、今回は装置のトラブルはなし。
いつもこの緊張感があればよいのだが。
プログラムの中心はウィンナワルツの特集ということで、客の入りもいつもより多い。
内容は、ウィーンフィルがウィンナワルツを取り上げ始めた1929年のザルツブルク音楽祭直後のクレメンス・クラウスの録音から取り上げる。

P1010010 使用ディスクはオーストリアDACAPOのLPで、曲は常動曲とアンネンポルカ。

80年以上昔の録音だが音は非常に良い。上品で蕩けるようなポルタメント。このロマンティックさは後のクラウスの演奏とはまた一風異なるものだ。

そしてシュトラウス・ファミリーの最後の音楽家、エドウアルト・シュトラウスの演奏などと比較しながら、メインは1987年カラヤンのニューイヤーコンサートのプログラム。
当時大ブレイクしていたソプラノのキャサリーン・バトルが「春の声」に加わっている。

1300114966 ニューイヤーコンサートの長い歴史の中で指揮者以外のゲストが出演したのはこのカラヤンの年だけだ。

カラヤンのワルツは今までさほど興味がなく、本当はクライバーにしようかと最後まで迷ったのだが。
結局この「春の声」が非常に良かった。バトルの歌はさほど全面に出さず、常にカラヤンのペースで音楽が進む。
緩急自在のテンポ変化に美しいピアニシモ。お客さん達も陶然とした表情で聴いている。
「常動曲」は直前に聴いたクラウスの演奏に似ていて吃驚。

ウィーンフィルの伝統にうまく乗りながらも自分の音楽を聴かせてしまうカラヤンの力。やはり大指揮者だった。

1youtubeはクラウスのアンネンポルカ

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