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2011年2月 8日 (火)

モーツァルトとサリエリ

曇り夜から雨。ひょっとすると今年に入って初めての雨かもしれない。

本日初午。http://www.pleasuremind.jp/COLUMN/COLUM012B.html
本来は旧暦2月の最初の午の日で3月初めだが、我が家では新暦2月に庭の隅の稲荷社を祭っている。なぜかこの日は雨が多く昨年も一昨年も雨だった。

この日は江戸時代から伝わる旗を出したりといろいろとするのだが、急逝した親族の葬儀が今日入り、祭りは次の午の日、いわゆる二の午に延期とする。

このため仕事も休みを取った。
葬儀の後、しばらく行っていなかった内科の病院に行き定期検査。結果は体重増加血圧も高く主治医の先生に脅かされて帰宅。

このところの不摂生がモロに出てしまった。身体は正直だ。

P1010349 今日は、リムスキー=コルサコフの歌劇「モーツァルトとサリエリ」を聴く。
プーシキンの原作による演奏時間40分ほどの全1幕の小オペラ。

物語は、サリエリがモーツァルトを毒殺するまでのいきさつを二人の対話形式で描いたもの、後の映画「アマデウス」のヒントとなった作品だ。

登場人物はモーツァルトとサリエリの二人のみで室内オーケストラに合唱が最後のところで僅かに出てくる。

演奏は、シェーンベルクとウェーベルンに作曲を学んだ鬼才ルネ・レイヴォビッツ指揮のパリフィルハーモニーとその合唱団。
サリエリ役はジャック・リンソラス(Br)、モーツァルト役はジャン・モリアン(T)の米オリンピックのLP。

昔懐かしい4チャンネルステレオの表示があるが、どう聴いてもモノラル録音に残響を付加しただけにしか聞こえない。

華麗なオーケストレーションに定評のあるリムスキー=コルサコフだが、この作品は小編成のオケを用いて古典的なかっちりとした音楽に仕上げている。所々に入るピアノソロも面白い効果を上げている。

歌劇「ドンジョバンニ」のツエルリーナのアリアやレクイエムなどのモーツァルトの旋律も出てくる。

このLPには対訳はないが、最後の場面でピアノと小編成のオケの響きに乗って、今まで沈黙していた合唱がレクイエムの冒頭を歌い始める場面にはぞっとするような妖気が漂う。

レイヴォビッツの演奏はそこのところを非常に効果的に演奏している。
歌唱はフランス語のようだ。

Duttoncdsjb1007 沼響のHP「チャイコフスキーの5番を聴く」にバルビローリ指揮ニューヨークフィルの感想をアップしました。
http://www.numakyo.org/cgi-bin/tchai5.cgi

Youtubeはモーツァルトの「レクイエム」、デーヴィスの指揮。

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コメント

映画 アマデウス 26年前 映画館で 見た記憶があります。そのころまで クラシック音楽に偏見のようなものがあったというか 食わず嫌いというか 学校教育というか~
この映画で クラシック音楽も 好きになったような記憶があります。映画は 好きで 音楽も 記憶に残るものが 少しあります。
あの頃 聞いていた音楽は ロック フォークかなぁ。(ストーンズ 長渕剛 フラッシュ&ザ・パン ヒロスケ ラバーボーイ かぐや姫 クィーン ほか)
テレビ時代で アイドル全盛期で アイドルの歌が いろんなところで 流れている時代でした。音響機器も安くなった時代(ラジカセ)音楽というもの 先入観 人生の影響もありますね。人間関係においても いいものを知っていたほうが 徳ですね。あまり僕は 詳しくないけれど。
映画の内容は 記憶に うすいところもありますが、天才モーツアルト かわいそうでもあったし 調子にのりすぎみたいな~
サリエリは 自分との戦いで 素晴らしい作品を 生み出して欲しかったですね。正々堂々とがんばって 紳士でいてほしかったですね。悪い奴が 生きて~

投稿: マイケル・ジャクソン&村石太P | 2011年3月 5日 (土) 11時19分

マイケル・ジャクソン&村石太Pさん、コメントありがとうございます。

映画「アマデウス」はフィクションとはいえ衝撃的な内容で、音楽の内容もしっかり書かれていて楽しめました。

実際のサリエリは、モーツァルトの死後
モーツァルトの遺児の音楽上の師匠でもありました。

投稿: 山本晴望 | 2011年3月 7日 (月) 23時13分

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