ヨゼフ・ホフマンのピアノ
先週から休みなしで新たな週に突入、昨日は結局午前零時を回り、職場を出たのは1時過ぎ、ちょうど帰る頃から雨が降り始めた。
帰宅すると愛犬ポチが雨の中、屋外で丸くなって寝ている。
齢18を超え、最近ボケてきて雨に気付かないようだ。
このままでは体温を失い危ない状態になりそうなので、首輪を掴んで犬小屋の中に強制的に入れる。こんなことをしているうちに3時就寝。
本日は金曜から持ち越しの外部お偉方たちの審査に晒される日。睡眠時間3時間ほどだが、緊迫した雰囲気の中で目は冴えている。結局、他の部門に時間が係りわが部署はお咎めなしで、まずはよし。
午後5時を回った頃から集中力の低下が顕著になり、今日は早めに帰宅。夕方からまた雨。
今日は20世紀前半のヴィルトォーゾ、ヨゼフ・ホフマンのピアノを聴く。
リストと人気を二分したアントン・ルービンシュタインの唯一の弟子。10代前半で世界的な名声を確立した、リストを凌ぐとまで言われた大ピアニストだが残された録音は少ない。
今日は、1903年から1918年までに録音されたリスト、ショパン、ラフマニノフなどの短い曲を集めた「20世紀の偉大なピアニスト」シリーズのCD2枚組を聴く。
およそ100年前の録音で、音色の多彩はよくわからないが演奏の輪郭は良くわかる。驚異的なテクニック、そして妖しいまでのロマンティックさの中に高貴な品格が漂う演奏だ。
沼響のHPの聴き比べコラムに、シューマンの「ライン」の聴き比べの連載を始めました。http://www.numakyo.org/cgi-bin/rhein.cgi
第1回はシューマンの生い立ちとその周辺
Youtubeはホフマンの残された貴重な映像。ラフマニノフのプレリュード
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