朝から終日雨、ただ今大雨警報発令中。
本日休みで部活に行く娘を学校に送りながら床屋で散髪。
先月から急に弱ってきた老犬ポチがいよいよだめで、昨日自分が帰宅したと同時に眠るように息を引き取った。

まるで自分を待っていたかのようだった。齢18歳。犬としては非常な長寿命。
昨年夏に弱り始め、その後持ち直したものの2月から足腰が立たなくなり介護が必要な状態に。
食欲は旺盛だったので、しばらくは大丈夫だと思っていたのだが・・・
本日、一時的に晴れた時に、体を洗ってやり畑の隅に丁重に葬ってあげた。下の娘はショックだったらしく昨日から無口になっている。
昨晩放送されたテレビ朝日の「タモリ倶楽部」は、「フルトヴェングラー生誕125周年記念 クラシック名盤『(秘)音』鑑賞会」。
http://www.tv-asahi.co.jp/tamoriclub/ ゲストは山田五郎、宮本文昭、堀部圭亮(タレント)、満津岡信育(音楽評論家)という面々。
タモリの趣味性の強い番組で、アナログ特集があったりとタモリの音楽に対するこだわりが時々垣間見られて面白い。
しかも今回は大指揮者フルトヴェングラー特集。
ところが今回の内容はフルトヴェングラーの音楽への切り口ではなくて、今回SACDとしてリマスタリングされた、フルトヴェングラーのCDに入っている音楽以外のノイズの紹介が主という、かなりマニアックな内容。

有名なフルトヴェングラーの「バイロイトの第九」の演奏の前に入っているフルトヴェングラーの足音の紹介から番組は始まる。
ところが話はフルトヴェングラーからしだいに脱線して、クラシックのCDに入っている指揮者の唸り声とか、鳥の声や爆音などのさまざまなノイズの紹介。
これが凝っていて、指揮者の唸り声の紹介はデルマン指揮のブルックナーの第九とか、クレメンス・クラウスのニューイヤーコンサートライヴで、ノリ過ぎた客の拍手で演奏が中断する様子とか、エトセトラ
戦後のソビエトのベルリン封鎖時に、西側からの生活物資空輸のためのプロペラ機の爆音が入ったフルトヴェングラーのライヴ録音は有名だが、ピアニストのギーゼキングが弾く戦時下1945年の「皇帝」中で聞こえる連合軍の爆撃機を迎え撃つ高射砲の音が一番ゲストの関心を引いていた。
この「皇帝」は現存する最古のステレオ録音として有名なもの。
フルトヴェングラーの話は知らぬうちにどこかへ飛んで行ってしまった、成り行き任せの番組の進行がまた面白い。
いずれも既に所有済みなので内容に驚きはなかったが、ゲストの反応がまた面白い。クラシック音楽とはさほど縁がないように見える堀部圭亮の反応が新鮮。
http://www.horibe-republic.com/cityoffice/index.htm Youtubeはそのギーゼキングの1945年録音の「皇帝」、とても60年以上前のものとは思えぬ良好なステレオ録音。
最近のコメント