大量難民の時代
通勤途中の桜並木に花びらが舞い始めた。この平和な景色も素直に喜べない。
福島の被災地に地震直後から災害派遣に入っていた友人からメールが届いた。
海外の被災地支援にも赴いたこともある彼によると、今までの経験と比べて今回は想像を絶する状態だという。
自分は、今まで内戦や災害で生じたアフリカその他の難民の姿を見ても、日本では起こりえない出来事と思っていた。だが今東北で起こっている現実は、これはソマリアに匹敵するかもしれない、と専門家が感じるほどのようだ。
地域をまとめていた市町村の行政機構が壊滅し麻痺状態にもかかわらず、平時に決めた災害システムをそのまま遂行しようとする国や県。
個々では懸命に働いているのにもかかわらず、それらを統括し目標を設定するシステムがないために未だ具体的な対応ができてない。
緊急時に役立たない硬直したシステムと、想定外の大災害にパニック状態に陥っている官(行政)。
初動時は、重要なライフラインであるガソリン不足のために支援活動も思うようにできなかったという現実。
さらに被災地で、家も家族も失いながらも働きづくめの行政職員に対するケアもなおざりにされているという。
福島の被災地に地震直後から災害派遣に入っていた友人からメールが届いた。
海外の被災地支援にも赴いたこともある彼によると、今までの経験と比べて今回は想像を絶する状態だという。
自分は、今まで内戦や災害で生じたアフリカその他の難民の姿を見ても、日本では起こりえない出来事と思っていた。だが今東北で起こっている現実は、これはソマリアに匹敵するかもしれない、と専門家が感じるほどのようだ。
地域をまとめていた市町村の行政機構が壊滅し麻痺状態にもかかわらず、平時に決めた災害システムをそのまま遂行しようとする国や県。
個々では懸命に働いているのにもかかわらず、それらを統括し目標を設定するシステムがないために未だ具体的な対応ができてない。
緊急時に役立たない硬直したシステムと、想定外の大災害にパニック状態に陥っている官(行政)。
初動時は、重要なライフラインであるガソリン不足のために支援活動も思うようにできなかったという現実。
さらに被災地で、家も家族も失いながらも働きづくめの行政職員に対するケアもなおざりにされているという。
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