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2011年4月28日 (木)

ヘルフゴッドのラフマニノフ

風は強いが良く晴れた。春から夏への移ろいの季節。

今年のゴールデンウィークは久しぶりにカレンダーどおりに休めそうだが、本日夜まで仕事がかかりオケの練習は欠席となってしまった。
神代先生を招いての金管分奏だったのだが・・・・

ここ数日、先日ブックオフの500円以下半額セールで購入したCD2枚を通勤途中の車の中で聴いている。

Bvcc754 一枚は映画「シャイン」のモデルとなったデヴィッド・ヘルフゴッドの弾くラフマニノフのピアノ協奏曲第3番とピアノソナタ第2番、前奏曲数曲の入ったCD.

「シャイン」は見ていない。
ヘルフゴッドもさほど興味はなかったが、曲目に惹かれたのと、コンチェルトの指揮がミラン・ホルヴァートだということで購ったもの。しかも125円だったし・・・

純粋に演奏の出来から言えば、特にコンチェルトは最後まで聴き通すのにかなり努力のいるもの。

伴奏のコペンハーゲンフィルはあまりにもオソマツだし、ピアノも悪戦苦闘している様子が赤裸々に出ていて、聴いていて辛くなってくる不思議な演奏。他の曲も痛々しい。

Osaraya2002img600x52912931016336mkc そしてもう一枚は、テンシュテット指揮ベルリンフィルのワーグナー管弦楽曲集。「タンホイザー」「マイスタージンガー」「ローエングリン」などからのお馴染みの序曲、前奏曲を集めたもの。

この組み合わせで悪かろうもなく、オケを気持ち良いほど鳴らした雄大なる名演。これはそのうち家の装置でじっくり聴こう。

youtubeはラフマニノフのピアノ協奏曲第3番、ブロンフマンのピアノにラトル指揮のベルリンフィル

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コメント

ワタシもヘルフゴット未聴です。

そうかぁ、そんなんでしたか。一時話題になって忘れられるパターンの盤って、そういうの多いですよね。

第3番は、腕が鳴るような名手の演奏揃っておりますから。最近、タマーシュ・ヴァシャーリの演奏にずいぶんと感心いたしました。テクニックの冴えと甘美な味わいのバランス絶妙。

投稿: 林 侘助。 | 2011年4月29日 (金) 12時44分

ヴァーシャリのラフマニノフの全集は、サラリとさりげなく凄いことをやっている演奏で私も好きです。

ヘルフゴッドの演奏はちょっとなぁ・・・

ネットで検索すると絶賛ばかりなのが不思議です。

投稿: 山本 晴望 | 2011年4月30日 (土) 22時11分

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