ハードな週末もようやくゴール。昨日木曜は三重へ日帰り出張が入り、午前中の現地での打ち合わせに間に合わせるために午前3時に車で沼津出発。
本来なら前泊したいところだが、職場を空けられずやむなく早朝出発。
5月とはいえ満天の星がまたたく丑三つ時は未だ肌寒い。
運転手役の若い者も心なしか顔が青白い。
明け方早くの高速道路は長距離トラックの跋扈する世界。上り車線のトラックが異様に多いのは災害復興物資を運んでいるのだろうか。

浜名湖付近で夜は白み太平洋上には大きな満月が輝いている。伊勢路に入り道の駅と間違えて入ったドライブインの朝定食180円。こりゃ安い。
目的地には8時着。昼までには所用を済ませ再び車中の人に。
四日市JC付近で工事渋滞に捕まり沼津オフィス到着は午後5時ジャスト。
このまま定時退社と行きたいところだが、そのまま夜の会議へ突入。
9時過ぎを覚悟していたが、予想外に会議は早く終わりおっとり刀で沼津市民文化センターへ車を飛ばす。

水曜に帰国したばかりピアニストの海瀬京子さんとの初合わせに何とか間に合いそうだ。
ホール到着は午後9時15分前、演奏はちょうど第3楽章後半。
京子さんのご両親の隣で演奏を聴く。モーツァルトの穏やかなメロディに疲労が次第に溶けて行く。
時差ボケも物とせず、京子さんのピアノは堂々たるもの。オケもだいぶモーツァルトらしくなってきた。

だがフィナーレのプレストがいまだしっくりいかない。
ソリストとオケのテンポ感が噛み合わない。
だが今回は初合わせなので、このくらいは良しとしよう。
終了後京子さんと再会の挨拶後帰宅。
長い一日が終り早めに寝るつもりが結局、午前零時過ぎ就寝。
ところが何故か午前3時に突然目が覚める。体のリズムが完全に狂ってしまった。
そして今日の夜は同じ市民文化センターで、ディスクコンサートの解説。
仕事を早めに切り上げ、視聴覚室で調整に入る。
今回はアンプ造り名人の現在の上司から30キロ手作り超ド級真空管アンプを借りて接続。
さすがに凄い音でJBLの4343が良く鳴る。
今回の曲目に、沼響定演曲目のモーツァルトのピアノ協奏曲第17番も入れておいたので、休憩時間に来場のお客さん達に海瀬京子さんの紹介と定演もコマーシャル。
実際に曲を聴いた後だけに皆さん非常に興味を示してくれた。
文化センターの職員によると、ホールに置いてある沼響のチラシは全部なくなってしまいましたのこと。
他にベネスエラの指揮者、ドゥダメルの演奏を中心に紹介。
生きの良いパンチの効いた演奏で会場も湧いてまずは成功。
中身の濃い二日間で三日分の仕事をした気分、この週末で体調を整えねば。
Youtubeはドゥダメル指揮のマーラー「巨人」
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