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2011年5月10日 (火)

トルトウリエの「フレンチ・インプレッションズ」

本日、5月だというのに静岡市の最高気温32℃也。
今年も昨年並みの猛暑になるのかと想像しげんなりする。

浜岡原発の停止が決まり、電力不足は全国規模に波及。

福島原発事故は、今までの原発が誤った想定の上に建設されていたことを証明してしまった。
数年前に浜岡原発に見学に行った時に、説明していた担当職員が、地震が起きても緊急停止するのでダイジョーブです。と自信たっぷりに説明していたが、今はとても信用することはできない。

もし同じ規模の事故が浜岡で起きてしまったならば、東海道は封鎖となり、東海道新幹線、東名高速は使用できず、日本は完全に分断され国家そのものが危うくなってしまうだろう。
地震はいつ起こるかわからないとはいえ、この状況では停止もやむをえないと思う。

雨が強くなりはじめた。

S_img_0001 きょうはフランスの名チェリスト、ポール・トルトウリエがイギリス室内管を振ったフランス管弦楽曲集を聴く。

ドビュッシーの「小舟にて」から始まり、フォーレの「パヴァーヌ」、ピエルネ、マスネ、サティなどの小品を経てトルトウリエの自作ワルツ「ア・ラ・モード」で終わる素敵なアルバム。イギリスVirginが出していたCD.

ピエルネの「小牧神の入場」ピアノ入りの珍しいバージョン。フォーレの「エレジー」やサン・サーンスの「白鳥」はトルトウリエ自らがチェロを弾いている。

選曲も演奏も清楚で控えめ、これがすごくいい。

沼響のHPの聴き比べ「ラインを聴く」に「マーラー版について」をアップしました。
http://www.numakyo.org/cgi-bin/rhein.cgi

Youtubeはトルトウリエの弾くバッハ「無伴奏チェロ組曲第1番」から



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