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2011年5月 3日 (火)

佐藤三武朗先生、出版記念講演会

曇り夜から雨。昨日から黄砂がひどく、遠く箱根の山が霞んでほとんど見えない。
GW後半の今日、午後から隣町にある日本大学国際関係学部の学部長、佐藤三武朗先生の講演会を上の娘と聞きに行った。

Bks11032707570009p1 場所は三島プラザホテル。

 

 

軽い気持ちで行ったのだが、この会が先生が先ごろ出版された「日本巨人伝 山田顕義」(講談社)の出版記念講演会だということを会場に着いて初めて気がついた。

 

http://sankei.jp.msn.com/life/news/110327/bks11032707570009-n1.htm

スーツでぴしっと決めた年配の人たちが多く、何やらフォーマルな雰囲気が漂っている。

多少早めに会場に着いていたので、佐藤先生に挨拶し持参した著書にサインをいただいた後、ロビーをウロウロしていたら近隣の市長さんや町長さん、県会議員さんたちが続々と現われた。

こんな中で普段着の我々親子は完全に浮いている。

何となく場違いな気分になりながら、会場の隅の席に座っていると、たまたま家内の実家のお隣に住む顔見知りのご夫婦が隣に座り、ようやくほっとした気分になる。

講演は、著書の内容を中心に山田顕義の足跡を先生の留学経験を絡めながら紹介したもの。

映画化の話も進んでいるらしく、著名な映画監督も出席されていて講演終了後に紹介されていた。

ところで先生の著書「日本巨人伝 山田顕義」の最初の部分には、山田顕義が参加した岩倉渡米使節団で起きた事件について、アメリカ渡航中の船上で開かれた日本初の裁判の様子が書かれている。
この時の被告人は、昨年このブログで紹介した立石斧次郎のことだ。
http://harumochi.cocolog-nifty.com/horn/2010/08/post-c674.html

P1010008 帰宅後聴いたのはフランスのバリトン、スゼーの歌うシューベルト歌曲集。
日本フォノグラムが出していた国内盤LP

 

響きは浅く軽いが滑らかで美しい歌唱。

Youtubeはアーリーン・オジェーの歌う「野ばら」

 

 

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