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2011年6月22日 (水)

シチェドリンのピアノ協奏曲

今日は夏至、各地で猛暑日となり最高気温は30℃を超えた。

帰宅後聴いたのは現代ロシアの作曲家シチェドリンのピアノ協奏曲。

P1010004 曲はピアノ協奏曲第2番(1966年)と第3番(1973年)の2曲で、ニコライ・ペトロフのピアノにスヴェトラーノフ指揮ロシア国立響の1977年ライヴのメロディア原盤による国内盤LP。

シチェドリンといえば比較的保守的な作風との印象があり、フィギュアスケートの音楽にも使われたビゼーの「カルメン」の弦楽器オーケストラと打楽器のための編曲が名高い。

奥さまは現代最高のバレリーナ、マイラ・プリセツカヤ。

これはもっぱらペトロフお目当てで購入したLPだが、曲が大当たりだった。

特にジャズコンボの加わる第2番が楽しい。華麗なオーケストレーション、曲想変化に富みノリの良い充実した名作。
作曲者自演のCDも出ているようだ。

驚異的なテクニシャン、ペトロフの演奏は圧倒的な感銘を与える。スヴェトラーノフの伴奏も輝かしい出来。

41w2ru7g7sl__sl500_aa300_ 沼響の聴き比べコラム「チャイコフスキーの5番を聴く」に、ロジンスキーの感想をアップしました。
http://www.numakyo.org/cgi-bin/tchai5.cgi

Youtubeはシチェドリン版の「カルメン」を踊るプリセツカヤ


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