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2011年6月11日 (土)

バッハのカンタータ第106番「神の時こそ、良い時」

早朝から風雨強し、ほとんど台風と変わらず大雨洪水高潮警報発令。

このような日は畑作業も出来ず、音楽部屋でLP,CDの片づけなど。
雨は強いが気温は高く蒸し暑い。

S_img_0003_3   最近目指す音盤が見つからない事態が頻発しているので、今の並べ方を変えようかと思案しているうちに雨上がる。

午後から強風のため庭に散乱した木の葉を竹箒で掃いた後、扇風機を物置から出したりと夏の準備。
エアコンは昨年の夏から壊れたままだ。

当初今年は新しいエアコンを購入するつもりだったが、このところの節電ムードに購買意欲は減退中。
昨日送られてきたジャパネットたかたのカタログもエアコンの記載は遠慮がちで探すのに苦労するほど。

夜は娘のピアノレッスンで函南へ。
いつもながら終わるまでの間に、近くのブックオフで時間をつぶす。
ちょうど今日明日は500円以下のCD半額セール中。

S_img_0002 どうせ碌なものはなかろうと棚を物色して見つけたのが、20世紀オーストリアの作曲家フランツ・シュミットの交響曲第1番、マルコポーロ盤。
ラフマニノフの交響曲第2番のキタエンコ指揮モスクワ響のメロディア盤。

そしてバッハのカンタータ第106、31,66番の3曲が入ったベルリンクラシクス盤。
指揮はロッチュ指揮のライプツィヒ聖トーマス教会合唱団。
以上の3枚が一枚250円の半額、バッハのカンタータのCDが缶コーヒー一本分。

S_img_0001 さっそく帰りの車中でバッハを聴いてみた。いずれも初めて聴く曲ばかり。

最初の106番は、ヴィオラ・ダ・ガンバの渋い響きに乗って2本のブロックフレーテが素朴でありながらな印象的な旋律を歌っていく。
心が洗われるような純粋な音楽。

続く少年合唱の歌声でもうだめ。運転しながらジーンと熱いものが込み上げてきた。なんという美しい音楽だろう。

演奏はバッハがカントル(合唱指揮者)を務めた聖トーマス教会の合唱団、これ以上のものはいらないほどの名演。

この曲がバッハが伯父の葬儀のために書いた曲であることを後で知った。

Youtubeはロシアの演奏家たちによるBWV106

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