フィッシャーの「皇帝」
迷走気味の台風が接近中で夜から強い雨。
8月も今日で終わりとなり電力使用制限令も前倒しで解除となる模様だが、電力使用の共同スキームについての国からの文書がどうもはっきりしない内容だ。
今日は名盤として名高い演奏を二つ。
エドウィン・フィッシャーのピアノにフルトヴェングラーの伴奏による、ベートーヴェンの「皇帝」、手持ちの英ALP番号のLP.1951年録音でオケはフィルハーモニア管。 この演奏を初めて聴いた時、ドイツ音楽界の権化のような二人の共演で、さぞや雄大な演奏だろうと想像していたら意外や繊細な演奏でその落差に驚いた記憶がある。
久しぶりに聴いて、やはりフィッシャーのピアノの奥の深さに感動。第二楽章など他の演奏からは聴かれない大きなものを感じます。
フルトヴェングラーも自分の個性を前面に出すことなく安心してフィッシャーのピアノに身を委ねている。 そしてもう一枚はフィッシャー・ディースカウの歌う「冬の旅」。
1962年EMI録音。ムーアの伴奏のもの。
フィシャー・デースカウの何種類かある録音のうちでは、やはりこの演奏が一番好きだ
去りゆく夏の夜を二人のフィッシャーの演奏で聴く。
Youtubeはグルダの弾く「皇帝」
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