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2011年8月 1日 (月)

ロンドンのアーサー・フィードラー

今日から8月、良く晴れ蝉も盛大に鳴いているが吹く風は涼やかだ。

4月から新たな部署、今年は例年になくイレギュラーな事件が起きている年らしい。
ベテラン職員が病に倒れ、原発事故からの放射能も有り。おかげで前例のない新たな仕事が多数発生。

せめて家では頭をカラッポにして聴けるお気軽路線の演奏を中心に聴こう。ということで今日は「ロンドンのアーサー・フィードラー」。

41cmvj3d5nl_sl500_aa300_ BBCクラシクスから出ていたCDで、1970年、ボストン・ポップスを率いていたアーサー・フィードラーが単身ロンドンに乗り込んでBBCコンサート・オーケストラを振ったライヴ。

おそらく複数のポップス・コンサート録音を集めたもので、モーラー・リンパニーを迎えたリストのピアノ協奏曲第1番を中にはさみ、チャイコフスキーの「ポロネーズ」、スラヴ行進曲や「ガイーヌ」、オッフェンバックの「パリの喜び」を経て最後にビートルズ・ナンバー3曲というもの。

今から15年ほど前に購入した時には、なんてつまらないCDを買っちまったもんだと後悔しきりだったが、今聴いてみるとこれがなかなか楽しい。

お目当てはラフマニノフに絶賛された大家リンパニーのリストだが、ポップスコンサートらしくリラックスしていつになく自由に弾き崩しているのが面白い。フィードラーもうまく付けている。

ゴージャスなチャイコフスキーも良い。ただ得意なはずのビートルズナンバーは、オケとしっくりいかず意外とつまらない。

Youtubeはジョン・ウイリアムス指揮ボストン・ポップスの「ハリーポッター」

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