イヴァルディ、アッカルドのモーツァルト
青空の広がる良い天気の日曜日、もう8月も終わる。
庭先には寿命の終えた蝉の亡骸が増え始めた。
今日は津波の避難訓練。本来は来週の日曜のはずだが、地域の体育祭のため我が町内のみ本日実行ということになった。
避難地が我が家裏の山頂のうえに、登山口のフェンスの鍵は家にあるので参加せざるをえないのが辛いところ。
開始時刻の1時間前ほどから家の裏がガヤガヤと騒がしくなった。
とにかく着替えヘルメットを被り皆に加わる。家内と娘も参加でおばぁちゃんはお留守番。
かつて山寺のあった山頂の避難場所はきれいに草を刈られていた。
役員さん達が簡易テントも張りなかなか本格的だ。
古いコンクリート製の水槽は戦時中に高射砲陣地が有った時のもの。老人達の話ではこの地面の下に高射砲が埋まっているという。避難訓練は一時間程度で終了。
今日は久しぶりの快晴なので布団を干したりとなかなか忙しい。
今日は2曲のモーツァルトのピアノ四重奏曲を聴く。
ピアノはフランス人のクリスチャン・イヴァルディ、弦楽器はアッカルドその他のイタリア勢による1973年、ナポリでのライヴ録音。PDU原盤の日本コロンビアLP.
第1番の演奏途中に、大きな会場アナウンスのような声が入っていて驚かされる。
ライヴならではの傷はあるが、きれいにまとまった良い演奏だ。
そしてもう一曲は、ヨッフム指揮ミュンヘンフィルによるブルックナーの交響曲第9番。
METEORから出た海賊盤CD.
現在は正規盤で出ている。http://
二つのスタジオ録音とは異なる、音楽の揺れと全編に満ちる緊張感が見事な名演。
Youtubeはヨッフムのブルックナーの交響曲第9番、ベルリン放送響とのライヴ
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