連休続く一週間。実質稼働日三日でありながら中身の濃い日々。
今日は9月二度目の三連休初日。路傍の彼岸花が水曜の台風で折れているのが痛々しい。
その水曜は強い台風15号が浜松付近に上陸し、富士山付近を通過するという久々にまともに直撃となってしまった。
娘の通う高校は早々と休校が決まり、高校の防災連絡用ブログの拍手欄は、休校を喜ぶ子供達の投票でみるみるうちに数字が上昇していく。
台風は午後3時頃が風雨のピークで、夕方には抜けるだろうと予報図を見て勝手に予測していたところ、4時を過ぎても暴風雨は収まらない。
職場建物屋上に設置された風力計の数値は風速30メートルを超えている。
仕事上でも次々とトラブル発生。数回の瞬間停電でシステムがダウンした上に、5時過ぎには傘下の戸田地区の事業所から、道路ががけ崩れで寸断され孤立してしまったとの連絡が入る。
夜はお楽しみの「ボエームの会」の予定だったのだが、間に合うどころか参加そのものが危うくなってきた。
仲間に状況をメールをしたところ、「適当に遅れてやる予定」と返信が入る。
他のメンバーも台風の影響のトラブルで苦闘している様子が入ってくる。
だが、こんなでも誰もやめようと言い出さないところがこの会の普通でないところ。
6時過ぎても風は収まらず風速17-20メートルのあたりを前後している。
緊急度の低い職員は早く帰宅することにしたものの誰も帰らない(帰れない)。
JRは全面運休、氾濫危険水位を超えた黄瀬川の傍に消防自動車の赤い点滅灯がまたたき、停電で暗くなった地域がそこだけぽっかりと穴があいたようになっているのがオフィスの窓から見える。
半ば諦めの境地の中で各所に連絡、対応。エトセトラ・・・
やがて風も収まり好転の兆しが見え、戸田も道路は片側通行ができるようになったとの連絡が入る。
そして全ての目途がついた時点で残った職員全員撤収。
急ぎ家内を呼び寄せ、(飲み会の予定で車は家に置いてありました)
「これからボエームの会へ行くね」と言うと、
「○×△■×●▽!!!・・・・」猛烈なブーイングを車中で浴びながら家内の運転で、隣町の三島、小料理「はちまき」へ急ぐ。
風は収まってきたが、路上は木の葉と枝が散乱。ところどころ信号が壊れ、街灯も消えている。三島の繁華街もさすがに一通りはまばらだ。こんな日に飲みにいくのはよほどの物好きだということか。
お店に着くと既にメンバーは皆揃い歓談中。
今回は時間がバラけて三々五々の集合なので、いつもの囲炉裏部屋ではなくカウンター席。お店には他に中年カップル1組(夫婦には見えなかったが)のみ。その二人はすぐに帰ったので完全貸し切り状態。
お酒は前回、前々回に続き琉球泡盛シリーズ第三弾、「主(ぬーし)」の一升瓶がカウンターにどん!と鎮座している。
料理は、お刺身、牛刺しその他いろいろ、アブラガレイと丸い茄子(名前失念)その他の温野菜のクリームソースかけがうまかった。
さりげなく出された茶そばが、そばのコシがまた絶品でありました。
店主さんご夫婦も会話に加わり、台風を忘れていつもながらの楽しい一夜。
翌木曜はオケの練習にも参加でき、いろいろあったが充実した一週間。
そして今日は連休初日。
来週は仕事上の大きな山が後半に控えているので、この三連休で鋭気を養う予定だったのだが、下の娘が携帯を紛失して大騒動の一日。
HMVからCDが届いた。
フランスの女流、ジャノーリが弾くラヴェルのピアノ曲集、日本ウエストミンスター盤、
ドラティがイスラエルフィルを振ったマーラーの交響曲第6番ライヴThe IPO Heritage Series盤
そして、合唱の神様、エリック・エリクソンの門下、フランスの合唱指揮者ロランス・エキルベイ率いる合唱団「アクサンチュス」の「トランスクリプションズ」第1集、第2集、フォーレのレクイエムとクリスマスアルバムを収めたNaïve盤CD4枚組。
実はマーラーの交響曲第5番のアダージェットやバーバーの「アダージョ」などの合唱編曲版の「トランスクリプションズ」第1集は既に購入済で、この第2集を求めるつもりだったのだが、第2集単独だと2,500円、ところがこのセットは4枚組で2,000円!。
第1集がダブルけれども迷わず購入してしまいました。
Youtubeはエキルベルイ指揮アクサンチュスのラヴェルの「マ・メール・ロア」終曲、合唱版。
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