ロペス・コボスの「リュートのための古風な舞曲とアリア」
このところ無風状態だった仕事上で大きなトラブル発生。直接の担当は午前2時から出勤し対応。
結局午前中一杯でも目処が立たず、最終的に名古屋、埼玉からエキスパートを呼び寄せることになった。皆の表情に疲労の色が濃くなっていく中、なんとか収束の気配が見えたのが午後7時。
お疲れさまでした。家でゆっくり休んでください。
自分も脱力状態で帰宅後聴いたのはスペインの指揮者ヘスス・ロペス=コボス指揮するレスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」全曲。
1978年録音の国内盤LP。オケはロンドンフィル。
風変わりな名前で日本国内ではさっぱり人気のない指揮者だが、この指揮者の録音で駄作というものを私は知らない。
このレスピーギもアルカイックな格調の高さの中に清々しいロマンの漂う素敵な演奏だ。
イタリアの明るいカラっとした空を思わせる第2組曲の生き生きとしたリズミックな舞曲の数々に、一日の疲れが消えて行く思い。
Youtubeは第2組曲から終曲「ベルガマスカ」
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コメント
『シベールの日曜日』ですね。チベット音楽なんかも使われていて不安な雰囲気を醸し出していました。
投稿: サンセバスチャン | 2011年10月27日 (木) 10時51分
サンセバスチアンさん、コメントありがとうございます。
「シベールの日曜日」、
http://www5b.biglobe.ne.jp/~sasuraib/sub5_zatsu/eiga/cybele.htm
とにかく凝った曲が使われていました。
投稿: 山本晴望 | 2011年10月27日 (木) 23時45分