全日本吹奏楽コンクール全国大会 職場・一般の部 in 青森
上の娘が所属する川越奏和奏友会吹奏楽団が出演する吹奏楽コンクールの全国大会に行ってきました。
昨年の松山大会に続き、娘が出るという理由にかこつけての年一回の夫婦旅行。
今年は二日ほど休暇をいただき土日を含めての4連休となりました
今年の全国大会は青森市。
昨年の松山大会に続き、娘が出るという理由にかこつけての年一回の夫婦旅行。
今年は二日ほど休暇をいただき土日を含めての4連休となりました
今年の全国大会は青森市。
ようこそ吹奏楽コンクールの張り紙が遠慮がちに張ってあった青森駅前の観光案内所。
一般の市民はほとんど関心がない様子。
ホテルのチェックアウトを済ませ、駅前のバスターミナルではコンクール会場の青森市文化会館行きのバス停のみ長い列ができている。
会場に到着すると、路上で出演する団体があちらこちらで楽器を下したりとコンクールならではの光景だ。
一般の市民はほとんど関心がない様子。
ホテルのチェックアウトを済ませ、駅前のバスターミナルではコンクール会場の青森市文化会館行きのバス停のみ長い列ができている。
会場に到着すると、路上で出演する団体があちらこちらで楽器を下したりとコンクールならではの光景だ。
プログラムを見ると一般・職場の部は、午前午後それぞれ13団体の合計26団体が出場。
一般・職場の部とはいえ職場団体からはヤマハ浜松のみ。長い不況が影を落としているのだろうか。
昨年の松山では指定席が会場の前列3番目の左端で、娘の本番の時は前に演奏した団体が使ったピアノが鎮座していて視界の大半を遮り娘の様子は全然見えなかった。
そんなこともあり今年は自由席。
ところが会場に入ると全国大会とはいえ遠隔地の開催のためだろうかお客は非常に少ない。
2階の指定席はわからぬが全て自由席となっている1階はガラガラ。
そのため会場のほぼ真ん中の、通常のコンサートならば最高のS席の位置がゲットできた。
著名な淀工の丸谷先生が紹介する審査員の中には、沼響の金管トレーナーの神代先生の姿が見える。
娘の属する川越奏和は午前の部4番目の出場だ。
指揮の佐藤正人先生は、川越の他に秋田吹奏楽団と福井のソノーレウインドアンサンブルも率いて全国大会に進んでいるのだが、この3団体が午前の部に集中していた。
一般・職場の部とはいえ職場団体からはヤマハ浜松のみ。長い不況が影を落としているのだろうか。
昨年の松山では指定席が会場の前列3番目の左端で、娘の本番の時は前に演奏した団体が使ったピアノが鎮座していて視界の大半を遮り娘の様子は全然見えなかった。
そんなこともあり今年は自由席。
ところが会場に入ると全国大会とはいえ遠隔地の開催のためだろうかお客は非常に少ない。
2階の指定席はわからぬが全て自由席となっている1階はガラガラ。
そのため会場のほぼ真ん中の、通常のコンサートならば最高のS席の位置がゲットできた。
著名な淀工の丸谷先生が紹介する審査員の中には、沼響の金管トレーナーの神代先生の姿が見える。
娘の属する川越奏和は午前の部4番目の出場だ。
指揮の佐藤正人先生は、川越の他に秋田吹奏楽団と福井のソノーレウインドアンサンブルも率いて全国大会に進んでいるのだが、この3団体が午前の部に集中していた。
娘から先生が体調を崩されたことを聞いていたので、先生の負担の大きさが気になった。 川越の前に演奏した秋田吹奏楽団の団員に先生を気遣う心配そうな表情が感じられたのは気のせいだろうか。
前半13団体の演奏では、贔屓の引き倒しではないが難曲「サロメの悲劇」を、柔らかく美しい響きで聴かせ、音楽的にも高いレベルでまとめた川越が課題曲ともに突出していたと思う。
緊張感に満ちた張りのある「コリアン・ダンス」の創価学会関西吹奏楽団、課題曲が良かった浜松交響吹奏楽団が金賞。
最後に登場した東海大高輪高校率いる畠田先生が振る東京隆生吹奏楽団は、オルフの「カルミナブラーナ」。
コントラファゴットとコントラバスクラリネットを加えて低音がっちり固め、コールアングレとフリューゲルホーンのソロ、さらにホルン奏者にアルトホルン持ち替えさせる多彩さで楽しませていただきました。こちらも金賞。
銀賞だったが秋田吹奏楽団のタンドゥンの「天地人」も個人的に好きな演奏だった。
娘の出場後に外に出て、記念写真撮影中だった川越奏和のホルンパートの人たちにご挨拶。
皆さん初対面なのに古くからの知己のように感じたのが不思議。同じ楽器を吹く仲間ならではのこと。
ヤマハ浜松や玉名女子など、昨年の印象が良かった楽しみな団体が集中していた後半も聴きたかったのだが、夜は函館に宿を取っていたので午前のみとし駅へ向かう。
娘は青森でもう一泊。
全国大会はさすがにどの団体も水準が高く、社会人中心の一般バンドには学生バンドとはまた異なる個性的な味わいがあり、聴いていて飽きることがなかった。
前半13団体の演奏では、贔屓の引き倒しではないが難曲「サロメの悲劇」を、柔らかく美しい響きで聴かせ、音楽的にも高いレベルでまとめた川越が課題曲ともに突出していたと思う。
緊張感に満ちた張りのある「コリアン・ダンス」の創価学会関西吹奏楽団、課題曲が良かった浜松交響吹奏楽団が金賞。
最後に登場した東海大高輪高校率いる畠田先生が振る東京隆生吹奏楽団は、オルフの「カルミナブラーナ」。
コントラファゴットとコントラバスクラリネットを加えて低音がっちり固め、コールアングレとフリューゲルホーンのソロ、さらにホルン奏者にアルトホルン持ち替えさせる多彩さで楽しませていただきました。こちらも金賞。
銀賞だったが秋田吹奏楽団のタンドゥンの「天地人」も個人的に好きな演奏だった。
娘の出場後に外に出て、記念写真撮影中だった川越奏和のホルンパートの人たちにご挨拶。
皆さん初対面なのに古くからの知己のように感じたのが不思議。同じ楽器を吹く仲間ならではのこと。
ヤマハ浜松や玉名女子など、昨年の印象が良かった楽しみな団体が集中していた後半も聴きたかったのだが、夜は函館に宿を取っていたので午前のみとし駅へ向かう。
娘は青森でもう一泊。
全国大会はさすがにどの団体も水準が高く、社会人中心の一般バンドには学生バンドとはまた異なる個性的な味わいがあり、聴いていて飽きることがなかった。
来年の全国大会は宇都宮。宇都宮と言えば宇都宮餃子・・・
ところが川越奏和は今年で3年連続全国大会出場のため、規定により来年は吹奏楽コンクールそのものに出場できないという。
ところが川越奏和は今年で3年連続全国大会出場のため、規定により来年は吹奏楽コンクールそのものに出場できないという。
今回の大会でひとつ非常に気になったこと。フライング拍手とフライングブラボーがあまりにもヒドイ。しかも演奏が進むにつれて次第にあからさまになっていった。
実況録音に自分の声を残したいのだろうか。最後の残響をじっくり聴く余裕がないのだろうか。
愚かな連中である。
長くなったのでその他の報告は次回へ。
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コメント
管理人さん こんにちは♪
全日本青森ありがとうございました。
そうですか…お嬢さんが、名にしおう佐藤先生の川越ですか…本当にご苦労様でした。
私も親子で全日本には4回参加しましたがその後オケに逃げられました…川越さんは全団体でも抜きんでてたと思います。
特にサロメは先生も納得しておりました。
今後も楽しみですね♪
投稿: マイスターフォーク | 2011年12月29日 (木) 13時06分
マイスターフォークさん、コメントありがとうございます。
青森の方ですか?
今年も金賞を取れて嬉しかったです。
投稿: 山本晴望 | 2012年1月 1日 (日) 00時12分
山本さん 返信ありがとうございました。
私は秋田吹奏楽団創立メンバーでして下手の横好きですがクラ吹いてます。
息子は秋田市管弦楽団のラッパですが以前は掛け持ちでした。
貴兄のヘルム―ト・ヴォ―ビィシュについて検索してましたら、川越さんが出たので驚きました。
先生の実家とは車で10分かかりませんが昨日は楽団忘年会で未だ布団でしょう…正月くらいゆっくり休ませてあげたいですね。
川越詣でもしましたが前団長の浦さんも浜松から転勤された方でホルン吹きでした。
青森市へは家族で乗り込みましたが前日の15:00から22:00の練習で果ててました…金管がボロボロなのはコンディション作りの失敗でしたね…私も翌朝4:00起きで大変でした。
山本さんは大変なレコードコレクションですね。。私も家一件?くらいオ―ディオと音源にかけてきましたが止められないですね。
これからどうかよろしくお願いいたします。
マイスターフォークは妻が営んでるカレ―レストランの名前です♪
投稿: マイスターフォーク | 2012年1月 1日 (日) 09時24分
マイスターフォークさんは秋田吹奏楽団でしたか。良い演奏でしたよ。
非常に印象に残っています。
こちらこそ、よろしくお願いします。
投稿: 山本晴望 | 2012年1月 2日 (月) 23時20分