« 本日の練習、ソリスト合わせ | トップページ | クラフトの弾くバッハ »

2011年11月20日 (日)

Makihara Noriyuki Concert Tour 2011-12 "Heart to Heart"

昨日は大雨、風も強く朝起きると庭には落ち葉が散乱。今日は一転して気温も高く良く晴れた一日。

金曜の夜は年に一度の槇原敬之コンサート。仕事を終え、家内と下の娘と会場の東京国際フォーラムへ。

Img_150490_51437273_0 夕食場所を探すに苦労したが会場近くの東京ビル地下の「龍福小籠堂」。
小籠包が売りのお店だが結局とろみタンメンと餃子。デザートで食べた杏仁豆腐が旨かった。http://r.gnavi.co.jp/a634212/

そして会場では上の娘と合流。

あの巨大なホールで席は右寄り前から8番目。目の前には巨大なスピーカーから大地を揺るがす大音響。クラシカルなコンサートとはまた異なるのが、また良い刺激ではある。

あい変らずの心やさしき歌の数々。周囲の観客の幸福そうな表情を見ていると自分も自然と幸福な気持ちとなっていく。

D0247261_23154482 当初はマッキーの喉のコンディションがいま一つで、曲の一つ「足音」では、観客に向かい「納得できない歌だったのでもう一度歌います。」との異例のやり直し。

ここに日本のトップアーティストとしての厳しさを見た。

バックもドラマーの屋敷豪太をはじめあい変らず凄い面々だ。
http://www.gota.com/index2.html

アンコールの最後まで聴きたかったのだが、下の娘が23日に来年の全国高校総合文化祭の予選を兼ねた発表会を控え翌日の部活は休めず、自分も親戚の法事があるために途中で退場しその日のうちに帰宅。

家内は上の娘で一泊したが、土曜日は大雨と強風のため列車が止まり、東京から沼津まで6時間かけて帰ってきた。

今日は、ラインスドルフがロイヤルフィルを振ったモーツァルトの初期の交響曲、第1番から8番までを聴く。
51roa80m2l__sl500_
ウエストミンスター原盤のMCAから出ていたCD。

これは史上初のモーツァルト交響曲全集として有名なもの。1955年から56年にかけての録音でモノラルとステレオ混成、ミヒャエル・ハイドンの交響曲第25番にモーツァルトが序奏を付けただけの第37番も収録した珍しい全集だ。

感傷を排し、きっちり整然と仕上げた演奏はこのような初期の交響曲にこそふさわしい。
モーツァルト8才の時の作品で、第二楽章に出て来る「ジュピター」のフィナーレ主題が印象的な交響曲第1番と、第3番が立派な演奏だ。

だがこの第3番は他人の作品だという。
K.F.アーベル(1723~1787)の作品だというこの交響曲に、モーツァルトはオーボエに変えて当時新しい楽器だったクラリネットを二本加えている。
これがクラリネットならではの憂いを含んだ音を見事に生かした使用法が曲想に見事に合っていて、この当時8歳だったモーツァルトの天才ぶりに驚嘆。
http://gospels.cocolog-nifty.com/classic/2006/12/post_a7ee.html

その後他の指揮者によって録音されたモーツァルトの交響曲全集の多くは、他人の作品に多少手を加えただけの第3番や第37番、そして第2番(父レオポルドの作)は含まれていない。

|

« 本日の練習、ソリスト合わせ | トップページ | クラフトの弾くバッハ »

コンサート感想」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 本日の練習、ソリスト合わせ | トップページ | クラフトの弾くバッハ »