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2011年12月25日 (日)

「花のワルツ」聴き比べ

今日は寒風吹きすさぶ中の畑作業。
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畑でサトイモとネーブル、レモンその他の収穫。
サトイモを掘り起こしたら、いきなり土の中にぽっかりと空洞が現れた。
・・・・・・・モグラが通過した跡だ。
幸い芋に被害なし。

レモンはとても取りきれない。
今年のネーブルは数は少ないが大粒。
ナツミカンの木に近い枝は、ナツミカンの花粉と交配してナツミカンのようなネーブルが実っているのが不思議。
味はナツミカンなのだろうか?

次回の演奏会で取り上げる「くるみ割り人形」から「花のワルツ」を何種類か聴いてみた。

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先月自宅でホルンのパート練習をおこなった合間に、ホルンセクションのみんなでドラティ指揮コンセルトヘボウ管「花のワルツ」を聴いた。

有名なホルン四重奏部分の旋律の後にくるヴァイオリンの合いの手が、独特のフレーズの切り方をしていて話題となった。
この時聴いたのは蘭フィリップスのLPで、全曲盤から抜粋したもの。
プレスも良く、コンセルトヘボウのホールに柔らかな音が響いていくのが良くわかる好録音だ。一同久しぶりに聴くレコードの音の良さに驚いていた。

ドラティのバレエ音楽の演奏は「そのまま実際のバレエとして使える」と言われるほど定評が有り、コンセルトヘボウ管とは「眠りの森の美女」全曲もある。
「白鳥の湖」も作曲者のオリジナルスコアによる世界初の全曲録音を残している。

20010101_00000020010101_02 今日は他にバレエの指揮として名を成した指揮者からイギリスのジョージ・ウェルドン&ロイヤルフィル、ロシアのエフレム・クルツ&フィルハーモニア管とアナトゥール・フィストラーリ&ロンドン響の演奏を聴いてみた。
全て60年代の録音でしかも国内盤の廉価盤LPのオンパレード。
奇しくもイギリスの名門オケのホルンセクションの聴き比べともなった。

20010101_00000020010101_0320010101_00000020010101_05  ピリッとした辛口の速いテンポのクルツ、ゆったりとしたテンポで始めて最後には猛烈に追い上げるフィストラーリ、エレガントで柔らかなウェルドン。
いずれ明快なリズムの切れと流れの良さでそのままバレーの本番に使えるようなもの。
ホルンセクションは、美しい音色とまとまりの良さでウエルドン盤のロイヤルフィルが見事なものだ。

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