燃える炭火に照らされた夕べ
年末とはいえ今日もお仕事。
巷は年末休みだが気分を引き締めデスクに向かう。
明るいうちに帰宅すると家内は体調が悪く寝込んでいる。
そんな中二人の娘はノンキにも遊びに出かけていた。
遅くに帰宅した娘に喝!
今日はアラン・プラネスの弾くドビュッシーピアノ作品全集から、ドビュッシーの珍しい作品の数々を聴く。
仏ハルモニアムンディのCDで、「忘れられた映像」に始まり「6つの古代のエピグラフ(独奏版)」「慈善団体「負傷兵の衣類」のための小品」「リア王の眠り(ロジェ=デュカス編曲)」などの珍曲をずらりと並べたアルバム。
「版画」や「ピアノのために」や「夢想」などの著名な曲も入っているが、大部分が短い小品ばかり。
中でも2001年に発見されたドビュッシー最後の作品「燃える炭火に照らされた夕べ」が非常に貴重。
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とりとめのない散文詩のような曲だが不思議な魅力の漂う曲だ。
プラネスの演奏は、あい変らず強い説得力のある見事なもの。
「版画」を練習している横で聴いていた娘達が「オレンジ色の暖かい音!」「カッコイイ!」などと騒いでいた。
Youtubeはプラネスの弾くドビュッシー「忘れられた映像」
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