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2011年12月18日 (日)

カイルベルトの「ジュピター」

今年もあと2週間、天気も良いので今日は庭木の剪定。

数年前から植木屋に頼むのを止めて自分で剪定することにしている。植木用の脚立を出して剪定挟でバシャバシャと切っていく。
時折脚立から下りて、枝と葉のバランスを見ながら切り進めていくのが意外と楽しい。

作業はお昼を挟んでほぼ丸一日。これで年末の行事の一つは終了。

夕食の時間まで先日いただいたレコードの整理。
既に所有しているLPを抽出しレコード番号を確認していく。

音楽部屋で仕分けながらカイルベルトのモーツァルトを聴いた。

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ワーナーから出ていた国内盤CDで、交響曲39番から41番の3曲が入っている。

カイルベルトのモーツァルトはLP時代からのお馴染みだが、ブラームスやベートーヴェンの演奏ほどの好印象はなかった。

だが久しぶりに聴いてみるとこのモーツァルトも実に良い。
バンベルク響の渋い響きを生かしながら、重厚でいて躍動感もある聴きごたえのある演奏を展開している。

20010101_00000020010101_05 「ジュピター」のハ長調の堂々たる開始を聴いただけでわくわくしてきた。

さらに小細工なしのストレートのようでいて、意外といろいろなことをやっているのが面白い。

39番第一楽章や「ジュピター」のフィナーレにおける微妙な間のとり方や同じ「ジュピター」のフィナーレの第一主題が再現する直前のチェロの下降音型の生かし方など見事なものだ。

Youtubeはオケピットの中のカイルベルト、「ゼヴィリアの理髪師」序曲

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