ベームのハイドンとシェッファー弦楽四重奏団
今年最後の週は波乱の幕開けとなり30日までの出勤も確定。
結局今年は震災に大きく振り回された一年となった。
今日は、先日いただいたLPの中からカール・ベームのハイドンを聴く。
ウィーンフィルを振った交響曲第88番と89番でグラモフォンの独プレスのLP。
同じウィーンフィルのハイドンでも、クリップスのような柔らかさを押し出した演奏とは対照的な剛直なハイドン。
ウィーンフィルの伝統の響きを自分の音色に変えた稀有の演奏だ。 そしてもう一枚は、シェッファー弦楽四重奏団の演奏によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲第3番。コロンビアから出ていた国内盤LP。
幾分線の細さは感じられるものの、ベートーヴェン若書きの明るく古典的な作品には、良い雰囲気だ。
沼響のHPの聴き比べコラム「シベリウスの2番を聴く」にオーマンディのステレオ第1回めの録音の感想をアップしました。
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YoutubeはI.フィッシャー指揮ベルリンフィルのハイドン88番。女性ヴィオラ奏者は清水直子さん。
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