ユズリンコンサート
修学旅行でハワイに行く娘を駅まで送りちょいと遅れ気味で出勤すると、先週の金曜に数時間早退しただけなのに机上は書類の山。
しかも先週で一段落したはずの案件が再燃するというダブルパンチという嬉しい週の幕開けだ。
昨日はシンガーソングライター(ウイキペディアの記事による)中山譲のコンサート。
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場所は沼津市民文化センター大ホール。
子どもたちが楽しめる歌を数多く作曲し(400曲を超えるという)全国の学校やコンサート会場で演奏している彼は高校の吹奏楽部の一級後輩。
熱狂的なファンも多く、遠くは広島や三重からも今日のコンサートに駆けつけていたという。
一流どころのメンバーを揃えたバンドミュージシャンを率いて3時間になんなんとするコンサートを全て自作の歌のみで歌いきった。
地元と言うこともあり、この中の数曲には吹奏楽部時代の友人、先輩も友情出演。
楽しさの中に暖かな温もりのあるコンサートだった。
終演後、本人と所属する音楽センターの方と高校時代の仲間達が集まって楽しい打ち上げ。
着実に実績を積み上げてきた、久しぶりに会う生き生きとした彼の姿には大きな自信が溢れていた。
クラシカルな世界とは異なるポップスのまた深い世界をいろいろと教えていただいたり、高校時代の懐かしい話で一同腹をかかえて笑い転げたり、と4時間近い時間を楽しく過ごさせていただきました。
本日聴いたのは、ハンガリーの指揮者、フェレンチク指揮するハンガリー国立管による、バルトークの管弦楽のための協奏曲。
キングレコードから出ていたLPで、ジャケットには1979年2月19日購入というメモが挟まっている。
ちょうどこの頃この組み合わせの来日公演が有り、「運命」とラーンキを迎えたリストのピアノ協奏曲のコンサートが近くのホールであったのだが、貧乏学生ゆえにチケット購入を見送ってしまったのが苦き思い出となって残っている。
カチっとした固めのオケの響きとバルトークと共演したこともあるフェレンチクの確信に満ちた指揮は非常に説得力が有るもの。
第3楽章エレジーの悲痛な歌、第2楽章最後の小太鼓の絶妙な消え方など、聴きどころの多い名演だ。
Youtubeはバルトークの管弦楽のための協奏曲フィナーレ、ルーマニアのオケによる演奏
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