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2012年2月 8日 (水)

メトネルのピアノ協奏曲

今日はよく晴れ再び気温が下降気味。出勤前にメジロが庭木の間を飛び回っていた。
暖かな日差しに微かに春の気配。

昨年4月に新たな部署に異動となってもうすぐ一年。
自分の生活のサイクルや仕事の内容は大幅に変わったが、昨年春以降の日本国内の激変ぶりに比べればちっぽけなものだ。

先日東京電力の人が職場に来た。大口利用者に対する電気料金値上げの説明が目的らしい。
担当職員が対応する様子を、私は遠くの席でそれとなく聞いていた。

原発事故の補償その他で会社自体が存亡の危機にあり、もう倒産状態で自分たちも給料は減らされている。電気料金値上げは国も認めたことである。というようなことが聞こえてきた。

その一方的な説明を聞いていて、私はしだいに不快になってきた。

そこには被害者意識しか感じられなかった。恐ろしい原発事故を起こしたことへの謝罪や、値上げへのお願いの言葉はとうとう聞かれなかった。

東京電力の社風がそうなのであろう。

原発事故は完全に人災だった、ということが明らかになりつつある。
http://ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-249f.html
責任の所在は何処へ?

本日歯科医通院のために定時退社。

今日は20世紀ロシアの作曲家、ニコライ・メトネルのピアノ協奏曲第3番。

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20世紀半ばまで作曲活動を続けていたとはいえ、作風はラフマニノフやスクリャービンに共通する19世紀後期ロマン派にずっぽり埋まった保守的なもの。

この第3番のピアノ協奏曲もラフマニノフ風の甘く切ないロマンの香り漂う曲。

幾分平板で散漫なきらいはあるものの、硬質なラフマニノフのようなテイスト。聴いた後にほのかな甘い後味。

演奏はGeoffrey Douglas Madgeのピアノ、Ilya Stupel指揮のArtur Rubinstein Philharmonicによるもの。
デンマーク、DANACORDのCD.

他の演奏は聴いたことはないが、水準以上だと思う。
あまり演奏されないのは、高度な技巧を要求するわりには効果が薄いからではなかろうか。
ピアニストやオケにとって苦労が報われない曲のようにも聴こえる。

Youtubeはリヒテルの弾くメトネルの「ロマンティックなソナタ」

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